薬円台小学校建替え リハビリ病院の空調改修30億円(船橋市予算)
[2026/2/12 千葉版]
船橋市の松戸徹市長は10日の定例記者会見で、2026年度予算案と主な事業の概要を明らかにした。一般会計予算の総額は2706億4000万円で前年度当初比5.4%の増となり、予算規模は過去最大となった。薬円台小学校の建替設計やリハビリテーション病院の空調設備改修に債務負担行為を設定している。
一般会計の普通建設事業費は265億8838万円(前年度比5.1%増)で、補助事業が59億4930万円(同24.9%減)、単独事業が206億3907万円(同18.8%増)。海神中学校や宮本中学校の校舎建替えや公民館の大規模改修工事などの進捗に伴いプラスとなった。
薬円台小学校建替事業には、2カ年の債務負担行為分とあわせて総額3億1645万円の設計委託料を確保する。老朽化した校舎を全面的に建て替えるとともに、屋内温水プールを整備し、近隣の小学校と共同で利用する。28年度の着工と、31年4月の供用開始を見込んでいる。既存校舎は新校舎の竣工後に解体する。
公設民営で運営するリハビリテーション病院の空調設備改修には限度額30億7786万円の債務負担行為を設定し、26~29年度の4カ年で順次改修する。
行田地区の国家公務員宿舎跡地活用事業では、既存建物の解体とグラウンドの設計委託料として3872万円を計上し、既存建物を解体した跡地に行田中学校のテニスコートや市立船橋高校サッカー部の練習場を新たに整備する。
二和東5丁目市有地活用事業では、道路整備に総額3億2610万円、北図書館駐車場・駐輪場の整備に同7692万円の継続費を設定、公園の設計委託料として債務負担行為分とあわせ総額4700万円を確保する。二和住宅を解体した跡地などを活用し、車両が時計回りで周回するラウンドアバウト(環状交差点)の導入などを想定している。
アンデルセン公園整備事業には改修工事や設計委託料として2億7863万円を予算化、童話館のリニューアルや子ども美術館のエレベータ改修に充てる。
東消防署薬円台出張所建替事業には設計委託料として限度額3429万円の債務負担行為を追加し、二宮出張所に隣接したJAいちかわ二宮支店跡地600平方mに新築する。
入札不調となった卸売市場の関連店舗棟については、施設規模などについて関係事業者と調整を進め、修正設計に着手する。委託料として9733万円を投じる。
委託関連では、新規の債務負担行為として、船橋駅周辺まちづくり構想策定に2086万円、市街化調整区域における土地利用方針検討業務に2060万円、勤労市民センター大規模改修設計に5783万円の限度額を、それぞれ追加する。
また、東葉高速鉄道の新駅整備事業では、工事費の増加に対応するため、負担金として追加の債務負担行為を設定する。
●補正予算に学校改修費
船橋市の一般会計補正予算案は60億8810万円を増額する。学校施設の改修や雨水貯留浸透施設の設計に必要な経費を計上している。
学校の施設整備費では、小中学校あわせて校舎に11億7826万円、体育館に4億1065万円、設備機器に2億2536万円を配分するほか、特別支援学校・金堀校舎のグラウンド拡張工事に3454万円を投じる。
夏見台小学校など雨水貯留浸透施設2カ所の設計には2700万円、2路線の自転車走行空間整備には1540万円を計上する。労務単価の上昇に伴い夏見6丁目における急傾斜地崩壊対策工事には9114万円を増額する。
