千城台地区の複合施設整備25億円 土気地区で公共施設を再整備(千葉市)

[2026/2/14 千葉版]
 千葉市の神谷俊一市長は13日、記者会見を開き、2026年度当初予算案を発表した。総額25億円の継続費を設定して千城台地区の複合施設に着工するほか、新規事業として土気地区の公共施設再整備や学びの多様化学校の整備などを盛り込んでいる。18日に開会する市議会定例会に提案する予定だ。

 予算編成の考え方をみると、26年度から始まる第2次実施計画事業に重点配分するほか、持続可能な財政運営に取り組んでいく。一般会計は前年度比1・7%減の5417億円となり、25年度予算に次ぐ、過去2番目の規模となる。

 普通建設事業費は前年度比41%減の490億7974万円。大型事業となる新清掃工場の建設が完了するとともに、新設小学校の建設事業費が減額になったことが大幅減の要因となっている。

 新規事業をみると、土気公民館・土気市民センター・土気いきいきセンターの再整備に3580万円を計上するとともに、限度額6900万円の債務負担を設定。老朽化に伴い、土気市民センター敷地内で複合施設を整備するもので、基本・実施設計に着手する。

 学びの多様化学校など整備に1億3000万円を配分。旧高洲第二中学校跡の施設を活用し、学びの多様化学校と教育センターの複合施設を整備する。校舎などの大規模改造に向けた基本設計や既存施設の一部解体を進めていく。

 森林整備流域連携には658万円を計上するとともに1億4488万円の債務負担を盛り込んだ。倒木被害の防止や水を貯めて浄化する機能を向上させるため、佐倉市や四街道市と連携し、鹿島川流域周辺の森林を整備する。

新斎場整備へ計画策定着手

 継続・拡充事業をみると、千城台公民館・若葉図書館の再整備について、工事費などで総額25億0200万円の継続費を設定。千城台南小学校跡地に延べ2000平方m規模の複合施設を建設する。29年度の供用開始を目指し、建設工事に着手する方針だ。

 新たな斎場の整備に5400万円を計上。火葬需要の増大に対応するため、新たな斎場を整備する計画となっており、基本計画の策定に乗り出す。動物愛護センター(仮称)の整備に5400万円を配分。動物保護指導センターの再整備に向けて、実施設計などに取り組む。

 アルティーリ千葉の新アリーナ整備支援に4億5500万円を充てる。契約締結に向けたアドバイザリー業務を委託するとともに、建設予定地の基盤整備を進めていく。

 ごみ処理関連では、次期リサイクル施設に2300万円を投じ、PFI等導入可能性調査や処理棟の劣化度診断に着手する。次期最終処分場に6200万円を充て、用地測量などを実施する。

 脱炭素先行地域事業に5億8457万円を計上。公共施設では太陽光発電設備の設置や清掃工場余剰電力の自己託送による活用、民間施設では市遊休地への太陽光発電設備の設置に向けた調査、幕張メッセの照明LED化などを計画している。

 東関東自動車道に接続する検見川・真砂スマートIC(仮称)には1億7300万円を配分し、東京方面入口の工事に着手する。新湾岸道路の検討には1800万円を投じる方針だ。

 道路関連ではこのほか、生実本納線や土気町17号線などの道路整備に24億5630万円、塩田町誉田町線や磯辺茂呂町線、村田町線、誉田駅前線、幕張本郷松波線などの街路整備に29億8300万円を充てる。

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