道の駅整備へ基本構想案 本体建築費26億円 (千葉県茂原市)
[2026/1/20 千葉版]
千葉県茂原市は19日、道の駅の整備に向けた基本構想案を公表した。圏央道の茂原北インターチェンジ(IC)周辺を整備予定地として、地域振興施設やトイレ、情報発信施設などを整備していく。建物本体の建築事業費として26億6000万円規模を概算している。
外房地域への案内や物品販売などを通じて、“外房のハブ”となるような交流拠点「道の駅」の整備に取り組んでいる。コンセプトは「日常から少しだけ贅沢空間へ“ハレ”のえき・もばら」とし、3つの基本理念を設定した。
候補地は圏央道の茂原北、茂原長柄スマート、茂原長南の3つのインターチェンジ周辺を比較検討した結果、茂原北IC周辺の優位性が最も高くなっている。
導入機能を検討し、施設ごとの規模を試算。その結果、レストラン・カフェ600平方m、地域産品販売施設500平方m、トイレ280平方m、休憩・情報発信施設170平方m、加工施設200平方m、多目的スペース150平方m、大屋根空間500平方m、バックヤード2カ所550平方mとなった。駐車場は小型車93台、大型車8台の計101台分のスペースを確保する方針だ。
近年の建設費高騰の状況を踏まえて事業費を算出した結果、建物本体の建築費として26億5925万円を概算。駐車場などの外構費は9億円規模を見込む。
事業手法については▽公設公営▽指定管理▽DBO▽PFI(BTO)▽EOI──の5つの手法を比較検討。総合評価の結果、EOI方式とDBO方式が望ましいとした。
市土木建設課は、民間事業者から整備手法や運営などを提案してもらうサウンディング型市場調査を実施しており、その成果などを踏まえ、2026年度から基本計画の策定を進めていく考えを示している。
今後の想定スケジュールをみると、26年度に事業手法を決定し、27年度から設計や用地測量、地質調査などを進めていく。29年度の着工、30年度の供用開始を目指す。
基本構想策定業務は三井共同建設コンサルタント(千葉事務所・千葉市中央区)が担当している。
