校舎増築に40億円 近隣センター体育館で空調設置(柏市予算)

[2026/2/25 千葉版]
 柏市の太田和美市長は24日の定例記者会見で、2026年度予算案の概要と主な事業を明らかにした。一般会計は前年度当初比6.5%増の総額1912億2400万円。一般会計の予算規模は、旧そごう柏店本館の土地購入費の計上などにより過去最大となった。柏の葉小学校の校舎増築工事や、近隣センター体育館にエアコンを導入するための設計に着手する。

 一般会計の普通建設事業費は前年度比29.7%増の274億3500万円。旧そごう跡地の購入のほか、11月に竣工する児童相談所の建設などに伴いプラスとなった。

 太田市長は、新年度予算案について「未来への投資予算」と命名、校内フリースクールの整備など、市の将来を担う子どもの居場所づくりに力を入れたことを説明した。

 新規事業をみると、図書館再編事業には941万円を配分。分館を含め市全体の図書館網をどのように整備をしていくかを整理し、新たに図書館再編構想を策定する。

 近隣センター体育館へのエアコン設置事業には3636万円を計上、設計に着手する。28年度までにすべての体育館にエアコンを導入する。

 柏の葉小学校の校舎増築事業には3カ年で総額40億5800万円の継続費を設定、延べ3500平方m~3600平方m規模の校舎を新築する。

 公設総合地方卸売市場の再整備事業では発注支援業務に債務負担行為分とあわせ4933万円を配分、土壌・アスベスト調査委託料として1092万円を計上する。

 基本計画案では施設の集約化を図り、余剰地に新たな収入源となる民間企業を誘致する方針を示している。今後、民間事業者から2~3者程度の事業協力者を公募する。

 校内フリースクール整備には1億5958万円を計上し、26年度は小学校42校のうち7校に新規配置する。

 学校給食センター整備事業には1453万円を投じ、藤ケ谷地区への移転建替えに向け基本構想・基本計画を策定する。

 あけぼの山周辺地域振興事業には2億2641万円を配分し、新たなアクセス道路整備に向けた測量や設計、公園のゾーニングや機能配置の検討を進める。

 土木関連では、老朽管の更新・耐震化に13億2050万円、道路改良に9億0814万円、上大門向中線の歩道改良工事に1億4599万円を投じる。

 このほか、当初予算案では、中学校5校でのマンホールトイレ整備に1億2500万円、柏駅東口駅前再整備に向けた検討など委託料4296万円を措置している。

 一方、病院事業会計補正予算案では、病院再整備事業に2カ年で限度額4000万円の債務負担行為を追加。医療コンサルから設計等支援を受けて、病院建替えに向けた各種検討を実施する。

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