学校体育館に空調導入 貫太郎記念館の設計費(野田市予算)
[2026/2/21 千葉版]
野田市の鈴木有市長は20日、2026年度当初予算案を明らかにした。一般会計は前年度当初比2.5%増の総額616億5800万円。物価上昇に伴う人件費や物件費の伸びにともない予算規模は過去最大となった。鈴木貫太郎記念館の設計や、学校体育館へのエアコン導入に必要な経費を確保している。
一般会計のうちの普通建設事業費は、前年度比29.4%減の51億1475万円。学校給食センターや仮称・関宿スポーツパークの建設など、大規模な建設事業が一段落することからマイナスとなった。
鈴木貫太郎記念館の再建には実施設計委託料1億4180万円、既存記念館の解体と整地工事費として1億5300万円を配分する。基本計画案では、博物館法上の登録博物館として1015平方m規模の建物を再建する方針を示している。設計施工一括発注(DB)方式の導入も検討していたが取り止め、従来方式で整備する。
学校体育館へのエアコン導入事業には9億8830万円を予算化。福田中学校を除く中学校5校の工事と、小学校3校の実施設計を進める。
新規事業では、しらさぎ川の浚渫事業に着手。29年度にかけて除草や樹木の伐採、浚渫を進める。
仮称・高架下スポーツパーク整備工事には8300万円を投じ、野田市駅南側の高架下にバスケットコートやスケートボードパークを整備する。
土木関連では、25年度予算への前倒しを含め都市計画道路の整備に1億1830万円を配分、東宝珠花柏寺線の工事費や用地費、今上木野崎線の工事費や負担金に充てる。
野田市駅西土地区画整理には1億1550万円を計上し、県道野田牛久線の整備に伴う迂回路築造工事や雨水管渠敷設工事を実施する。
また、楽寿園受変電設備改修工事には総額1億4982万円の継続費を設定する。
下水道事業会計では、阿部沼雨水幹線整備に2億1460万円を配分し、調整池の築造工事や用地取得に充てる。
水道事業会計では、東金野井浄水場自家発電設備更新工事に限度額3億9000万円の債務負担行為を追加する。
一方、一般会計補正予算案は4億2459万円を増額する。本庁舎のエアコンやシャッター設備改修に1億7003万円、関宿複合センターなど3カ所のトイレ改修に3405万円、斎場火葬炉の設備修繕に3016万円を計上。欅のホールの非常放送設備更新に495万円、市民会館の照明LED化に447万円を投じる。
