リハビリ施設に5億円 当初予算 南部スポーツ広場で基本構想(日立市)

[2026/2/26 茨城版]
 日立市(小川春樹市長)は25日、2026年度の当初予算案を発表した。主な事業では、地域リハビリテーション整備事業に5億0056万円(26-27年度)の継続費を設定し、萬春園跡地の再整備に着手。スポーツ広場等施設整備事業費に300万円を確保し、南部スポーツ広場の基本構想などを策定する。道の駅日立おさかなセンターでは周辺含めた整備検討に700万円を計上した。

 地域リハビリテーション施設は、旧萬春園跡地に残る旧デイサービスセンター施設(1994年建築、RC造2階建て延べ908平方m)を活用して再整備を行うもの。高齢化社会で課題となるリハビリ(機能回復、介護予防など)を行う拠点施設として内部などを改修する。設計は瀬谷建築設計事務所(日立市)がまとめた。

 南部スポーツ広場は、運動施設の少ない市南部地域に計画するもの。2023年度にはAN計画工房(水戸市)により基本計画の策定作業に着手したが、具体化に向けての課題が多いことから候補地の選定に留め、具体的な中身については内部で検討していくこととされたほか、台風13号による被害を受けた復旧作業や治水対策などを優先するため事業を保留していた。市では、スポーツ団体などからの意見を聴取したうえで、南部地区に相応しいスポーツ施設の特定を進めていく。

 常陸多賀駅周辺地区整備事業には7億7803万円を計上。西口仮設広場等整備工事やアクセス道路の付帯工事などを進めるほか、新たに常陸多賀駅仮駅舎整備及び鉄道施設移転事業費として限度額9億4420万円(28年度まで)の債務負担行為を設定する。25年5月には駅舎や自由通路などの実施設計に着手。27年度の本体工事着手に向けて準備を図る。

 このほか、道の駅日立おさかなセンター周辺地区再整備検討事業費に700万円を確保し、道の駅とその周辺地区を含めた再整備を検討する。(仮称)まちなかにぎわい交流施設では改修工事に向けて設計委託料を確保する。

 宮田小学校受変電設備等改修工事費に1億9212万円(26-27年度)の継続費を設定し、統合に伴う電気容量不足に対応。南高野調理場のボイラー設備改修事業では1億6592万円(26-27年度)の継続費を組み、設備の更新を行う。

 日立駅前再活性化事業では立体駐車場外壁改修工事費に1億8680万円(26-27年度)の継続費を設定。金沢町地内道路(市道6750号線)には5億8624万円を計上し、道路整備や残土処分整備工事などを行い、常陸太田市市道0139号線の完成に合わせて工事を進めていく。

 新たな庁舎が完成した旧北部消防署では、解体工事費に1億7205万円を計上している。

 一般会計の総額は773億7000万円で、前年度当初比1.6%の伸びとなった。一般会計に占める投資的経費は87億0947万円で、21億4018万円を確保する災害復旧事業費の伸びにより、同2.7%の増額となっている。特別会計と企業会計を含めた総額は、同0.9%増の1280億1041万円。

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