新たな斎場の建設候補地 旧衛生センターを選定 (千葉市)
[2026/2/26 千葉版]
千葉市は、新たな斎場の整備に乗り出す。火葬需要に対応するため、既存施設とは別の斎場を新設する計画。建設候補地として、旧衛生センター(中央区)の敷地を選定したことが分かった。2026年度から基本計画の検討を進め、32年度の供用開始を目指す。
26年度予算案では新たな斎場の整備に5400万円を計上している。増大する火葬需要に対応するため、斎場の新設に向けた基本計画の策定や建設候補地の土壌調査などに取り組む方針だ。
建設候補地として、中央区村田町の市衛生センターに隣接する旧衛生センターの敷地を選定した。南側には市南部浄化センターがあり、国道357号から西側約300mの場所に位置している。敷地内には施設が残っているため、解体が必要となる。
基本計画では、火葬炉の必要炉数や施設の配置、整備手法、事業スケジュールなどをとりまとめる。33年度にも火葬の需要が供給を上回る見込みとなっているため、32年度の供用開始を目指して整備を進めていく考えだ。
同市は、日本環境斎苑協会(川崎市川崎区)がとりまとめた調査結果などを踏まえ、新たな斎場を整備する場合の建設候補地や課題の整理、合意形成の手法などの検討を進めてきた。
既存の市斎場は緑区平山町にあり、2005年6月に供用を開始した。敷地面積は約4万平方m。火葬施設と式場で構成し、施設の構造・規模はRC造地下1階地上2階建て延べ1万3100平方m。駐車場は200台分のスペースを備えている。
火葬施設では火葬炉(16基)や告別室(4室)、収骨室(4室)、待合室(14室)を設置。式場には50人席用と100人席用が各2室、6体分を収容できる霊安室などがある。元設計は梓設計、元施工は大成建設・飛島建設・大本組・新日本建設JVらが担当している。
