新庁舎整備に12億円 町民広場の既存施設を解体(高根沢町予算案)
[2026/2/26 栃木版]
高根沢町(神林秀治町長)は、2026年度当初予算案を発表した。一般会計の規模は144億1000万円で、前年度当初から9.9%増加した。このうち普通建設事業費は、新庁舎整備事業や町民広場内既存施設解体事業費、阿久津中学校改修事業費等により、28億5249万円と前年度から34.5%増加している。新年度はこのほか、橋梁の補修や点検、町道道路改良事業や舗装修繕事業などを実施する。=2面に主要事業と予算額
一般会計の新規・重点事業を見ると、新庁舎整備政策経費には12億4888万円を計上している。このうち新庁舎等複合施設建設工事に8億2970万円を配分するほか、建築制限解除工事には2億4385万円を計上した。新庁舎ネットワーク設計委託業務にも1155万円を計上して、新庁舎整備に伴うネットワーク環境の検討・設計を行う。
さらに、町民広場内既存施設解体事業費には1億1800万円を予算化し、町民広場の既存施設解体工事を進める。町の新庁舎および複合施設はRC造3階建て、延べ9349平方mの規模で、基本・実施設計は梓・AIS共同企業体が担当した。新年度から工事に着手するため、現在は既存施設の解体を実施しており、28年度中の新庁舎開庁を目指していく。
阿久津中学校改修事業は、26年度から28年度までの3カ年で、長寿命化のための大規模改修工事を行う。校舎は1984年から85年に建築され、RC造4階建て、延床面積5472平方mの規模で、基本・詳細設計はフケタ設計(宇都宮市)が担当した。仮設校舎を設置したうえでの施工となり、新年度予算案には7億9930万円を予算化している。
橋梁修繕事業費には1億9115万円を予算化し、大谷地区の302-3号橋とIR烏山線の跨線橋で修繕工事を実施するほか、町内16カ所の橋梁点検を行う。町道108号線舗装修繕事業では、桑窪地内の延長100mの舗装修繕工事に3410万円を計上し、26年11月から27年3月にかけて工事を実施する。町道380号線舗装修繕事業費も4584万円を予算化し、延長400mの舗装修繕工事を26年8月から27年3月の期間に実施する。
町道700号線道路改良事業費には、1億1626万円を計上した。工事は、26年8月から実施する予定としている。新庁舎接続道路整備事業費は、延伸予定の県道石末真岡線と新庁舎を接続する道路を整備するため、新年度は1020万円を予算化して測量と設計を行う。
宝積寺西通り整備事業費には3004万円を予算化し、未相続共有地の取得や所有権移転等を実施。都市再生整備計画事業費には1億0088万円を盛り込み、宝積寺駅東側の東町北区町有地に浸透桝を設置する雨水排水対策工事を26年9月から実施する。
このほか、防災重点農業用ため池緊急整備事業費には3280万円を計上し、大溜の防災工事を実施する。陽だまり保育園学童クラブ整備事業費には6014万円を予算化し、陽だまり保育園内学童クラブの新築整備を補助する。ICT教育推進事業費は、町内8小中学校で校内ネットワーク機器の更新やタブレット等のリースに充当するため、6412万円を予算化する。
町民広場野球場改修事業費は、フェンスのマット設置工事を実施して安全性向上を図るため、2304万円を予算化。仁井田体育館改修事業費には389万円を配分し、スカッシュコートエリアの外壁改修工事で設計を策定する。
企業会計は、水道事業の資本的支出が128.3%増の7億5890万円としている。大幅増の要因は老朽管更新工事の工事費によるもので、配水管布設替工事等を進める。下水道事業の資本的支出は12.3%減の6億1362万円で、下水道管渠築造工事費の減少分が影響した。26年度は処理場耐震補強設計業務等や機器更新を進めるほか、舗装本復旧工事等を進める。
