生涯学習施設で着工 当初予算 百里交流拠点の基本設計(小美玉市)
[2026/2/27 茨城版]
小美玉市(島田幸三市長)は20日、2026年度当初予算案を明らかにした。主な事業に、小川公民館周辺整備事業に4億6405万円を設定し、小川図書館・資料館と連携した新生涯学習交流施設を整備する。2カ所の交流拠点整備では、百里飛行場前の基本設計1億0242万円と空の駅そらら拡張整備へ測量に941万円、羽鳥駅前の検討に1629万円を確保する。
新生涯学習交流施設は旧小川公民館跡地に建設するもの。規模はRC造平屋400平方mを想定。多目的スペースや会議室、読書・学習スペースを整備。あわせて、小川図書館・資料館の正面玄関、トイレなどのバリアフリー改修、外構工事を実施する。設計は河野正博建築設計事務所(つくば市)が担当。すべての工事が完了するのは27年度を予定している。
小河城跡地周辺整備事業には実施設計委託料に2000万円、工事費1億1229万円を計上。また、急傾斜地対策工事に1億2000万円を計上した。
百里飛行場前エリアの新交流拠点整備では、基本設計と用地測量・地質調査に取り組む。基本設計委託料は6645万円、測量調査委託料は3597万円。規模は平屋2300平方m程度。多目的スペースや退役機の展示スペース、飲食、物販、会議・学習、キッズスペース、災害備蓄倉庫などを設置予定。施設周辺では円形親水広場、多目的広場、遊具広場などを整備し、既存の自然環境や道路を活用した構成を図る。概算事業費は23億7600万円と試算する。
そららの拡張整備は、既存エリアの南西側で展開。新まちづくり構想に基づき、屋根付きイベント広場(1900平方m)、ドッグラン(1500平方m)、体験農園(200平方m)、屋根付きBBQサイト、駐車場200台分などを整備する。既存エリアでは直売所・物産館の拡張のほか、ホールAで飲食提供施設、太陽のひろばに膜屋根・ミスト装置を設置予定。
羽鳥駅前の交流拠点整備では、25年度に予定した基本設計を延期。官民連携を取り入れた運営を掘り下げるため、事業手法の検討や事業者の参入意向調査を行う。建設予定地は東口駅前広場に隣接する約4140平方mの市有地。規模は3階建て延べ床面積2700平方m(建築面積約900平方m)程度。羽鳥公民館や羽鳥ふれあいセンター、美野里公民館の図書室などの機能集約を図る。
このほか、玉里運動公園改修に6608万円、ため池整備に1億1077万円、四季健康館駐車場拡張整備工事3499万円を確保。乳製品加工施設修繕工事3000万円、美野里消防署仮眠室改修3409万円、小学校校舎改修1億1787万円、中学校校舎改修1億1864万円を予算化する。
インフラ関連では、市道・排水整備の設計などの委託料に7404万円、工事費8500万円。防衛補助道路整備の委託料に1800万円、工事費8750万円、準用河川補修工事費2300万円を盛り込んだ。
一般会計の総額は263億1000万円で、前年度当初比0.4%の減少。このうち、普通建設事業費は同23.5%減の20億0426万円となった。一般会計と特別会計、企業会計を合わせた総額は同0.2%増の420億2337万円。
