新図書館に44.4億円 当初予算 本庁舎建設へ基本計画(ひたちなか市)

[2026/2/28 茨城版]
 ひたちなか市(大谷明市長)は、2026年度の当初予算案を発表した。主な事業では、債務負担行為として新中央図書館関連で建設事業に44億4220万円(26-28年度)、周辺整備事業に4億9367万円を確保。堀口小学校給食室増築事業では関連事業費と合わせて総額6億6215万円(26-27年度)を設定している。市役所本庁舎建設へ基本計画策定支援委託料に3010万円を計上した。

 主な事業のうち、新中央図書館は東石川第4公園グラウンド(石川町)内にある石川町プール跡地(約9000平方m)を活用して整備するもの。基本設計によると、建設規模はRC造一部S造2階建て延べ約4500平方m(建築面積約3500平方m)で計画。ことしの秋ごろまでの着工を目指す。工事は26-27年度で進め、引っ越しなどを経て28年度中の供用開始を予定する。設計は山下設計(東京都中央区)が担当した。周辺整備事業は第4公園内の園路整備などを行うもので、27-28年度で工事を進める。

 市役所本庁舎の建設計画では昨年、基本構想を策定した。現庁舎が築60年を迎える30年度を目標に新庁舎の建設に取り組んでいく。基本計画は2-3年程度でまとめる考えで、建設地やスケジュールなど、諸条件などについて検討を進める。

 小中学校の給食室改修事業では、最後となる堀口小学校で着工する。老朽化した設備などを更新し、ドライ方式を採用するなど衛生面での改善を図るもの。計画によると、増築規模はS造3階建て延べ約350平方m程度で計画。既存の普通・特別教室棟北側の最西端に接続し、既存の給食室棟(約70平方m)は解体する。設計は宮本建築アトリエ(水戸市)が担当する。

 文化会館改修事業には3億2854万円(26-28年度)の債務負担行為を設定。大ホール舞台機構の電気制御部改修や非常発電機更新、高架水槽更新などを行う。

 保育所施設等整備事業では5733万円を確保。つだ保育所内にある「子育て支援センターひまわり」を佐野幼稚園を改修して移転し、「こども誰でも通園制度」に対応する。設計はかりべ建築設計事務所(ひたちなか市)が担当している。

 湊線支援事業には1億4836万円を計上。このうち、延伸事業には8400万円の補助金を確保する。昨年12月に鉄道事業再構築実施計画の認定を受け、26年度から詳細設計や地質調査などに着手する。

 このほか、旧阿字ヶ浦小学校解体工事に1億8099万円を確保。災害時重要給水施設配水管更新事業に6億5369万円、配水幹線更新事業に6億9788万円、集中豪雨対策事業に20億4910万円、土地区画整理事業では27億0751万円を投じる。

 一般会計は前年度当初比2.7%増の645億2300万円で過去最大規模。一般会計に占める普通建設事業費は44億1613万円で、同18%の増額となった。特別会計と企業会計を合わせた総額は1152億6393万円で、一般会計などの伸びにより、同2.6%の増額となっている。

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