健康センター解体に1.6億円 全小学校体育館の空調設計(野木町予算案)
[2026/2/28 栃木版]
野木町(真瀬宏子町長)は18日、2026年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初から2.8%減の96億5500万円で、このうち普通建設事業費は、友沼橋の長寿命化工事の終了などで18.5%減の5億3684万円となった。建設関連の事業は、道路や上下水道等のインフラ整備などのほか、道の駅推進事業、町内各施設の照明LED化、健康センターの解体事業、避難所空調設備整備事業、逆川排水機場の改築工事に取り組む。=2面に主要建設関連事業と予算額
一般会計の主要事業を見ると、脱炭素化推進のための町内各施設の照明LED化では、町役場別館に173万円、老人福祉センターに751万円、テニスコートに880万円を配分して、それぞれ工事を実施する。また健康センターは、解体の設計や工事等で1億6415万円を計上する。
避難所空調設備整備事業では、夏期の授業対策や避難所となる施設の環境を整備するため、全小学校の体育館の空調設備設計策定に1171万円を予算化している。本年度に設計を委託した野木中学校と野木第二中学校の体育館や体育センターの3施設は、3月補正予算に工事費を計上する。
安全・安心の施策では、川西地区水防拠点整備事業で水防倉庫やあずまやなどの設置工事に1800万円を計上した。地籍調査事業では、川田V地区の調査業務で1411万円を計上する。
道路は、町道南赤塚45号線の改良工事に4000万円、町道一級幹線2号線舗装修繕工事に1860万円を配分した。町道の維持管理事業には1億0977万円を確保して、町全域を対象に町道の維持補修などを行う。
道の駅推進事業には10万円を計上したほか、沿道系利用ゾーン需要調査等業務に365万円を配分した。利用可能性および将来的な事業性を検討するための調査を行うとし、アンケート調査を基にした道の駅設置予定地近辺の状況も調査する。
なお、予算案には事業費を計上してないが、町は野木第二工業団地に続く新産業団地の開発を計画している。新4号国道アクセス道路の開通に伴って東部工業団地の拡張を目指しており、用地となる農地の転用を構想している。新年度は、地権者の同意のための地区計画や事業の説明、県との協議などを進めていく。
特別会計は、町営墓地事業が6.2%増の4931万円となった。企業会計は、水道事業の資本的支出が40.4%増の2億8466万円となっている。配水管布設事業に8608万円を計上し、基幹管路更新のほか町道区画街路2号線配水管布設替工事、町道松原74号線配水管布設工事を実施する。川西配水場の電気設備更新事業には4950万円を計上し、非常用電源装置や電磁流量計等の更新工事を行う。
下水道事業の資本的支出は、公共下水道が50.3%増の7億4101万円、農業集落排水が2.3%増の3298万円となった。汚水事業には1億2672万円を計上して、管渠整備、舗装復旧、汚水桝設置、汚水管渠更生などを行う。雨水・浸水事業には1億4127万円を計上し、逆川排水機場で防犯カメラ設置工事のほか、ストックマネジメント計画に基づく改築工事を実施する。
