ECI方式で70床の新病院建設 施工予定者を公募(千葉県匝瑳市)

[2026/3/3 千葉版]
 千葉県匝瑳市は2日、国保匝瑳市民病院の建て替えに向け、実施設計の技術協力事業者(施工予定者)を選定する公募型プロポーザルの手続きを開始した。ECI方式で70床規模の新病院を建設する計画。工事費の参考価格として77億円を提示している。23日まで参加申請書を受け付けている。

 建設候補地はJR八日市場駅南側の敷地約2万2800平方m。建ぺい率60%、容積率200%で、宅地造成規制区域に指定されている。民有地のため、用地取得に向けた調整を進めているという。

 病床数は一般35床、地域包括ケア35床の計70床。新病院の規模はS造3階建延べ7249平方mを想定。このほか、設備棟や廃棄物保管庫、駐輪場などを整備する。駐車場は415台程度のスペースを確保する方針だ。

 診療科は内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、外科、消化器外科、整形外科、リハビリテーション科、泌尿器科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科の12科とする。

 事業方式は、施工予定者技術協議(ECI)方式を採用する。設計段階から施工者がプロジェクトに参画し、施工者の技術力を実施設計内容に反映させることで「コスト縮減」や「工期短縮」を目指す。

 基本設計は横河建築設計事務所(東京都品川区)が担当している。

 業務名は国保匝瑳市民病院建替整備実施設計技術協力業務。施工予定者は、三者協議会に出席し、技術提案などを実施設計に反映させるための業務を担当する。委託額は300万円を上限とする。

 プロポには単体企業のほか、JVでも参加できる。参加資格要件として、建築一式工事で特定建設業の許可を受けていることや総合評定値が1000点以上(市内に本社・本店の場合は800点以上)であることのほか、施工実績などを求めている。

 7月13日まで技術提案書や概算工事見積書を受け付け、23日のプレゼンテーション・ヒアリング・審査を経て、最優秀提案事業者を選定する。

 今後の想定スケジュールをみると、8月から実施設計を進め、2026年度内にとりまとめる。建築確認申請などを経て、27年7月の着工、29年4月の開院を目指す。

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