スマートICで設計 当初予算 水海道まちづくりに9.1億円(常総市)
[2026/3/4 茨城版]
常総市(神達岳志市長)は、2日開会の定例市議会に2026年度当初予算案を上程している。主な事業を見ると、圏央道スマートIC整備事業の設計業務などに3820万円、大生郷工業団地北部地区産業団地整備事業業務委託料に3800万円を確保する。また、継続事業の水海道地区市街地まちづくり事業費には9億1700万円を予算化した。
圏央道スマートIC整備事業業務は、大生郷工業団地周辺に圏央道スマートICを誘致するもの。これにより、交通利便性の向上や広域交通ネットワークの形成を図り、企業誘致の促進や地域振興、防災力強化につなげる。新年度は国の新規事業採択に向け、関係機関との協議やそのための設計、分析などを実施する。
大生郷工業団地北部地区産業団地整備事業業務は、大生郷工業団地北部エリアに新たな産業団地を形成し、企業誘致や産業育成等を推進することで、雇用拡大や地域経済活性化、市の税収増などにつなげる。新年度は官民連携での産業団地整備に向け、地権者の合意形成などを実施する。
昨年度からの5カ年継続事業である水海道地区市街地まちづくり事業費のうち工事費は6億4460万円。主な内容は市民の広場改修工事費に1億2000万円、市民コミュニティホール改修工事費に1億4400万円、ポケットパーク改修工事費に1000万円、観水公園改修工事費に6000万円、道路事業工事費に3億1060万円となり、各事業を進める。
道路関連工事では、道路新設改良舗装工事費として1億9481万円を組み、幹線道路や生活道路の改良工事に当たる。さらに、道路維持修繕工事費には1億1060万円を計上、橋梁維持事業として橋りょう点検委託料に5350万円、維持修繕工事費に500万円を確保した。
ほかにも、社会教育施設等個別施設計画策定業務委託料として1350万円を予算化する。市内の社会教育関連施設22カ所はいずれも築年数30年以上で経年劣化が進んでいるため、今後の施設の在り方の方針や維持管理計画を策定し、費用対効果の高い維持管理を図る。
市総合計画基本構想策定事業には843万円を投じて、新しい総合計画を策定する。新たな市の指針となる計画は、市民により満足してもらえる行政サービスを実現するため、政策・予算・組織を一体的に動かす仕組みを整えるという。
一般会計は268億0200万円で、前年度当初比1.8%上回り、過去最大の予算規模となる。うち普通建設事業費は17億6931万円で、同11.9%の減少となった。
