事務所移転に2億円 新年度予算 新斎場整備へ基本設計(芳賀広域組合)

[2026/3/6 栃木版]

 芳賀地区広域行政組合(組合長・古口達也茂木町長)は、2026年度予算を議決した。一般会計は前年度当初から7.1%増加し、51億8516万円となった。主な事業は、組合事務所の移転改修や真岡共同高等産業技術学校の解体設計を実施する。真岡市下大田和地内で建て替えを構想している斎場については、各種業務委託料や工事費を予算計上した。

 建設関連の事業費は、各種設備の整備や維持管理を中心に予算化したほか、組合事務所移転事業には2億1268万円を計上した。移転先は真岡市の旧総合保健福祉センターで、7月に着工して27年2月の完成を目指す。工事内容は、内装や仕切りの改修、冷暖房設備の更新などとする。

 斎場は、用地測量や基本設計などの各種業務に7804万円を計上したほか、債務負担行為で基本・実施設計の委託料に1億4013万円と、火葬炉設備工事に4億9500万円を設定した。組合は、最有力候補地に真岡市下大田和地内の山林を選定しており、引き続き地元への合意形成を図り、協定を締結してから業務に着手する。

 し尿施設は、前処理機点検整備、余剰汚泥脱水機点検整備、水取機更新、濃縮汚泥ポンプおよび逆洗排水ポンプ更新を行うため、修繕費5994万円を計上している。

 消防施設は、消防施設等整備事業に5億7953万円を計上した。真岡西分署の空調設備更新工事や消防本部(真岡消防署)の洗濯機給水工事などのほか、消防本部の消防指令センター更新工事を実施する。

 真岡共同高等産業技術学校では、解体工事の設計委託料655万円を予算化した。この施設は1972年12月の建設で、RC造一部モルタル造2階建て、延べ床499平方mの規模。26年度末に閉校することから、27年度に建物の解体工事を予定している。

 新年度の主な事業は次の通り。(単位・万円)

 《一般会計》
【総務費】
▽組合事務所各種業務委託(新組合事務所改修工事施工監理等)=768
▽組合事務所工事(新組合事務所移転改修、自家用電気工作物保安監視装置設置)=2億0074
【衛生費】
▽斎場工事(火葬炉設備補修、変圧器・コンデンサ更新、自家用電気工作物保安監視装置設置)=1424
▽新斎場各種業務(整備支援、計画地境界測量、新斎場基本設計、地質調査、用地測量、不動産鑑定)=7804
▽新斎場整備基金積立金=1億9034
▽し尿処理施設修繕=5527▽同施設運転維持管理等業務=1億5229
▽浄化槽清掃委託=1億8071
▽ごみ処理施設各種業務委託(施設運転管理、ビン選別業務および再商品化、粗大ごみ再生利用修繕業務、処理困難物等運搬・処理処分、小型家電運搬・処分、場内・施設管理、放射性濃度測定検査業務、環境測定業務ほか)=6億2679
▽最終処分場各種業務委託(浸出水施設維持管理業務、乾燥塩運搬処分、環境測定ほか)=5650
【消防費】
▽消防施設各種業務(消防指令センター更新施工監理業務ほか)=3071▽同工事=4億3129
【労働費】
▽真岡共同高等産業技術学校解体設計委託=655
【債務負担行為】
▽新斎場整備基本設計・実施設計業務委託=1億4013(2027年度)
▽新斎場火葬炉設備工事=4億9500(2026~29年度)

 《卸売市場特別会計》
【市場費】
▽各種業務委託(PCB収集運搬処分ほか)=656
▽各種工事(管理棟キュービクル改修、自家用電気工作物保安監視装置設置)=196

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