橋梁長寿命化へ2億円 当初予算 中心市街地で基本計画(高萩市)
[2026/3/10 茨城版]
高萩市(大部勝規市長)は、第1回市議会定例会に2026年度の当初予算を提案している。主なものでは、2橋の補修工事などへ橋梁長寿命化事業費2億0288万円を予算化するほか、宮後ため池廃止事業では設計などに1530万円を投じる。このほか、高浜スポーツ広場グラウンド整備事業に9337万円などを計上し、中心市街地活性化推進費では基本計画に1154万円を確保する。
橋梁長寿命化事業では、橋梁定期点検(32橋)に2420万円を計上。市道1593号線の上手綱橋(常磐自動車道の跨道橋、橋長34.5m、幅員17m、設計は高島テクノロジーセンター)と、市道101号線の横川川(大北川の支川)に架かる無名橋1001(橋長6.1m、幅員2.2m)の2橋の補修工事費に1億5540万円を充てる。
廃止する宮後ため池は総貯水量4万8000立方m、堤高12mの農業用ため池。満水時に決壊した場合、市街地の浸水被害が予想されるため、ハザードマップが策定されている。同ため池を廃止するための地形測量1万5000平方m、生態系調査やため池廃止詳細設計に委託料1530万円を計上する。現在は常時取水口を開放して水を流しているため、水路を新設し堤体(盛土)の撤去を行う。
高浜スポーツ広場グラウンド整備事業では、25年度に公式サッカーコートの整備を発注。26年度はこの残地の一部を駐車場として整備するため2382万円、グラウンドからのボール等の飛び出しを防ぐ防球ネット設置に1197万円を充て、テニスコートでは既存の水銀灯からLED照明設備への改修工事に5526万円を予算化する。
中心市街地活性化推進経費は拡充。これまでにまとめた基本構想を基に、JR常磐線高萩駅周辺地区再整備基本計画を策定するため支援委託料1089万円を予算化する。26年度当初の業務発注を目指し準備を進めている。
このほか、市道維持補修事業では、老朽化した生活道路の補修を計画的に進めるため5000万円を確保。26年度は市道1592号線(上手綱)の延長220m(車道幅員約5.2m)と、通学路でもある市道1661号線(下手綱)の延長360m(車道幅員約6.5m)、市道1409号線(島名)の延長150m(車道幅員約5.5m)の舗装工事などを実施する。
交通安全施設整備事業には1億4075万円を充当。上手綱の市道1041号線では延長120mで、車道幅員5mと歩道幅員2mを確保するため、用地取得費と工作物等移転補償費に計738万円を予算化する。有明町では市道2路線の歩道整備工事に3910万円を充てる。
総合福祉センターとリーベロたかはぎでは、蛍光灯の製造停止に伴う照明器具のLED化を実施する。このうち、総合福祉センターのLED照明借上には、27-35年度の債務負担行為を含めて10年総額に3026万円を投じる。
一般会計の総額は前年度比2.5%増の130億2000万円(うち投資的経費は同9.4%減の6億6132万円)。これに特別会計と公営企業会計を加えた26年度当初予算の総額は204億0361万円(同1%増)となっている。
