石神・村松を活性化 3カ年実施計画 建設事業に合葬式墓地など(東海村)
[2026/1/13 茨城版]
東海村は、2026-28年度の3カ年実施計画案を策定。合わせて、3カ年の大規模建設事業整備計画をまとめた。主な事業では、新たな基盤整備として石神地区や村松地区の活性化推進を掲げ、石神地区では東海スマートIC周辺の基礎調査を行うほか、村松地区ではJ-PARCアクセス道路の整備などを進める。大規模建設事業計画には、総合福祉センターの照明更新やインフラ整備、合葬式墓地の整備などを盛り込んでいる。
実施計画では、▽人口減少対策▽新たな基盤整備▽DXの推進▽安全・安心の確保──の4つのビジョンで構成する重要政策パッケージの取り組みを推進。合わせて分野別計画で重点的に進める事業を掲載した。
「新たな基盤整備」のビジョンでは、石神地区や村松地区の活性化推進、都市計画マスタープランの改訂などを掲げた。石神地区の活性化では、国交省が進める国道6号東海拡幅を契機に東海スマートICの大型車対応や、幹線道路沿道を対象とする土地利用の規制緩和などにより、面的整備を行うための基礎調査を行う。具体的には東海スマートICの大型車対応へ関係機関との協議やアクセス道路などの設計などを予定。周辺区域の面的整備では、エリアや実現方策を検討する。
村松地区では、国道245号の4車線化や村松地区周辺地域活性化計画に合わせ、阿漕ヶ浦周辺の面的整備を進める。阿漕ヶ浦周辺では現在、周辺整備基本計画を策定中。地域の活性化方針には▽阿漕ヶ浦の自然環境の保全や活用▽阿漕ヶ浦クラブ跡地などの有効活用▽阿漕ヶ浦公園の魅力向上や公園の活用──を掲げている。J-PARCアクセス道路は、阿漕ヶ浦公園とJ-PARCを結ぶもので、26-27年度の2カ年で整備を進める予定だ。
「安全・安心の確保」に関するビジョンでは、雨水浸水被害対策や、防災拠点施設の整備促進、防災無線放送施設の更新などを実施する。雨水浸水対策では、新たに村道1402号線の雨水排水対策へ測量設計に着手。根崎緑地の調整池整備や浸水センサの設置、東部幹線6号バイパスなどの下水道整備を進める。防災拠点施設の整備では、市内6カ所のコミュニティセンターに非常用発電機の設置を行う。
このほか、大規模建設事業計画では、26年度に須和間霊園内への合葬式墓地整備工事や、村松コミュニティセンターへのエレベーター設置工事などを計画。合葬式墓地の整備には、2026年度の当初予算案に工事費に1億1056万円を計上し、早ければ6月議会後に着工する。
27年度は、総合福祉センターの照明設備棟更新や、石神コミュニティセンターへのエレベーター設置工事などを実施する予定だ。
