住宅10期に3.5億円 当初予算 さくらの丘公園で園路整備(境町)
[2026/3/12 茨城版]
境町(橋本正裕町長)は、5日開会の定例町議会に2026年度の当初予算案を上程している。主な事業では、第10期地域優良賃貸住宅整備事業(PFI)に3億5000万円、冠水対策事業費に3億5000万円、新たに5カ年で進める防災公園整備事業費に2億円などを計上した。
地域優良賃貸住宅整備は、PFI法を活用した第10期定住促進住宅を設けるもの。これまで整備した定住促進住宅は子育て世帯を主軸とした中堅所得者向け住宅で、間取りは3LDKタイプ。子育ての動線に配慮した間取りとなっている。なお、第9期定住促進住宅が26年度に繰り越しとなったため、第10期住宅の建設予定地は未定としている。
冠水対策事業では、市街地の冠水被害を減少させるため、染谷川の河川改修や排水路整備などを実施する。また、国道354号道路整備工事と関連する染谷川の橋梁や河川改修工事を実施するため、染谷川改修事業費に6300万円を組んだ。この事業の工事施行者は県であるため、町は河川工事に伴う事業費の一部を負担する。
防災公園整備事業は、災害時の一次避難地となるさくらの丘防災公園を高台化する。計画面積は約4.2haで、予定地を約3.5m嵩上げして浸水に対応。新年度は現在進めている盛土工事を引き続き行い、完了後に園路、進入路、雨水対策工事に入る。その後、駐車場整備のほか、飲料水、かまどベンチ、災害用トイレなどを収納する備蓄庫を設置する予定。設計は開発計画研究所(水戸市)で策定した。
このほか、(仮称)町地域活性化宿泊施設整備支援事業に7850万円を確保。民間企業が町内に整備を予定している宿泊施設の建設費用の一部を補助金として交付する。
一般会計には188億1600万円を計上し、前年度当初比18.1%増で、過去最大の予算規模となった。一般会計の歳出を性質別にみると、普通建設事業費は32億8571万円で同202.1%の伸び率。また、企業会計の下水道事業は9億8244万円で3.3%の増加。水道事業は6億5389万円で2.7%の増加となっている。
