道の駅をリニューアル 今夏着工して2カ年で施工(茂木町)

[2026/3/13 栃木版]

 茂木町は、道の駅「もてぎ」のリニューアル事業を進めている。事業概要によると、敷地面積1万9024平方m(河川公園含む)に、飲食棟・物販棟・事務棟・菓子工房棟・広場などを新設する。今夏に着工して27年秋ごろに施設の一部を仮オープンさせ、27年度末に工事を完成させる計画で、グランドオープンは28年春を予定している。26年度当初予算では、道の駅のリニューアル事業に8億9120万円を計上している。

飲食棟、物販棟、広場などを新設

 道の駅「もてぎ」は、オープンから四半世紀が経過して、施設の老朽化や面積の不足などの課題が顕在化している。このため、新しいコンセプトにふさわしい道の駅へ改築することを計画。道の駅の観光地・地域拠点化(第2ステージ)からさらに充実した機能を備えた第3ステージを目指し、国交省から第3ステージのモデル施設第1号に指定された。

 町は道の駅を核とした地方創生を加速する拠点として、まちづくり・観光・文化・季節のイベントなど、町の魅力をPRする場とし、他の道の駅とも連携強化に取り組む。店舗や食堂は面積を拡大してバリアフリー化し、フードコートとして使いやすい空間にする。建物には、町有林のスギやヒノキを活用する。設計は、龍環境計画(東京都中野区)が担当した。

 新たな施設は、敷地中央にある「蕎麦レストラン桔梗」とつけ汁うどん店の店舗を先行して解体した跡地に整備する。新設する店舗は▽飲食棟(RC造一部木造およびS造平屋建て・延べ床783平方m)▽物販棟(RC造一部木造およびS造平屋建て・延べ床1048平方m)▽事務棟(RC造一部木造およびS造2階建て・延べ床636平方m)▽トイレ棟(RC造一部木造およびS造平屋建て・延べ床262平方m)▽菓子工房棟(RC造一部木造およびS造平屋建て・延べ床279平方m)▽外部倉庫(RC造平屋建て・延べ床100平方m)-となっている。

 物販棟は、現在の「お土産けやき」や野菜直売所の商品を取り扱う。飲食棟は、現在の「ら~めん十石屋」「蕎麦レストラン桔梗」のメニューを中心に取り扱う予定となっているが、詳細は検討中としている。

 広場(A約1800平方m)は、既存のバウム工房や新設する施設に囲まれるようにエントランス広場を配置し、エントランス広場の東側に屋根の架かった広場を設置。屋根の架かった広場の東側には、新設施設に囲まれるようにイベント広場や芝生広場を配置する。

 エントランス広場はモルタル洗い出しとインターロッキングの組み合わせで、屋根の架かった広場とイベント広場はモルタル洗い出しで、芝生広場は人工芝で整備する。これら広場はグルメの販売イベントや特産品販売イベントなどに活用するほか、芝生広場はレジャーシートを敷いて家族で団らん等ができるスペースとしての活用も想定している。

 トイレを含めた現店舗は、新施設完成後に解体して、跡地を駐車場として整備する。駐車場(A9041平方m)は、現在の位置から北側に敷地を伸ばして全体が見通せるようにし、エントランス広場に隣接させる。普通車231台(うち障害者用5台・EV車用2台)、大型バス5台、バイク用76台を確保し、駐車線は二重にして利用しやすいようにする。

 このほか、災害時の避難所としての機能は向上させ、太陽光発電設備や蓄電池も設ける計画となっている。

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