2カ年で本体工事 荒川沖消防署 当初予算に事業費21.5億円(土浦市)

[2026/3/14 茨城版]
 土浦市は、2026年度から新たな荒川沖消防署の整備工事に取り掛かる。当初予算案には2カ年継続費21億4964万1000円(26-27年度)を設定。構造はRCまたはS造、延べ床面積が1400平方m程度を見込んでいる。設計は楠山設計・枝川建築設計事務所JVが担当。6月議会または9月議会に工事請負契約案を上程し、27年度末の竣工を目指す。

 荒川沖消防署の再整備は南分署の老朽化と狭あい化、既存の荒川沖消防署周辺の宅地化などを受けて実施するもの。建設地は国道125号バイパスと県道土浦竜ケ崎線が交差する南東側約6998平方m。市街化調整区域で、建ぺい率が60%、容積率が200%。用途地域の指定はなし。

 庁舎の規模は2階建てで、床面積が1400平方m程度を想定。事務棟や車庫棟、訓練棟を設ける。事務棟には署長室や事務室、受付・通信室、文書庫、市民相談室、食堂・厨房、トレーニング室、多目的室、仮眠室、出場準備室、物品倉庫、更衣室、トイレ、エントランスホールなどを導入する計画。

 車庫棟には車両部分のほか、救急消毒室、救急資器材庫、車両資機材庫、危険物庫、空気充填室などを整備。訓練棟には救助資器材庫や火災調査実験室、ネット収納庫を盛り込む。また、敷地には訓練エリアや職員用駐車場、来客駐車スペース、二輪駐車場、車路などを配置する。

 工事は新年度早期に一般競争入札で発注。6月または9月議会に契約案を上程し、1年半程度で整備を進める。統合後に既存施設を廃止し、4署体制で業務を行う。

 継続費の内訳は26年度が3億1509万2000円、27年度が18億2990万6000円。このほか、26年度予算案には監理委託料464万3000円を盛り込んだ。

 また、敷地内に上下水道管を新設するため、工事費1億4238万2000円を確保。上水管は延長430m(φ150mm・50mm)。設計はトーユー(土浦市)が策定した。

 下水管は230m(φ1200mm未満)で、開削工法により整備に取り組む。設計は三井共同建設コンサルタント(東京都品川区)。

 既存施設の概要は南分署が1983年12月竣工で、S造平屋床面積320平方m。配置車両は3台(消防ポンプ自動車・2000リットル水槽付、高規格救急自動車、査察広報車各1台)。

 荒川沖消防署は94年7月竣工(2012年12月に一部改修)で、RC造2階建て537平方m。車両4台(消防ポンプ自動車・2000リットル水槽付、消防ポンプ自動車、高規格救急自動車、査察広報車各1台)を保有している。

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