公民館新築に17億円 防災スポーツ施設の計画着手(浦安市補正予算)
[2025/5/30 千葉版]
浦安市の内田悦嗣市長は5月29日の定例記者会見で、6月補正予算案を発表した。一般会計は14億円を増額する。3月の市長選挙に伴い、当初予算が骨格編成となっていたため「肉付け予算」となる。舞浜地区公民館の建設に着手するほか、温浴施設跡地の活用に向け「仮称・日の出地区防災スポーツ施設」の整備基本計画をとりまとめる。
記者会見で内田市長は、早急に対応が必要なもの、将来を見据えたまちづくに必要な経費を計上したことを説明した。
舞浜地区公民館の整備事業には総額17億6758万円の、メディアセンター整備事業(3期)には同10億3790万円の継続費を設定する。
新規事業では高洲地区高齢者福祉施設の再整備検討に649万円を確保し、建替えや修繕など今後の方向性を検討する。
大江戸温泉物語浦安万華郷跡地で暫定的にスポーツ施設を整備するため、整備基本計画策定に990万円を投じる。
境川関連では、境川親水テラス設計に2448万円、境川河口部公園エリア整備に伴う官民連携事業検討に1552万円、境川水門整備検討に1650万円を配分する。
子ども図書館の設計には1億4537万円を確保し、これまでの基本設計をもとに「仮称・子ども・子育て複合施設」として実施設計をまとめる。
補正予算案では、このほか、五丁歩排水機場等再整備設計に5316万円、幹線道路液状化対策設計に4210万円、無電柱化設計に2420万円、港地区海岸沿い緑道整備設計に2384万円、旧第一期護岸緑道整備設計に1523万円、富岡地区雨水貯留管整備設計に1295万円、記念橋の架替設計に1003万円を確保している。