総会で長谷工承認へ 若松二丁目住宅の施工(建替組合)

[2025/7/4 千葉版]
南船橋駅前の分譲マンション「若松二丁目住宅」の建替組合(新藤昭典理事長)は、第1期工事として3棟延べ6万9864平方m、987戸のマンション建て替えを進める。施工会社として大規模マンションの建築に実績のある長谷工コーポレーション(東京都港区)を想定しており、10月の総会で工事金額や工期などを報告し、承認を得ることにしている。

同事業では、1期工事として、西側の敷地3万1682平方mに共同住宅3棟を新築。その後、2期工事として、東側の保留敷地1万0600平方mに共同住宅1棟を建設する。

保留床の販売は、同組合に組合員として参加している野村不動産、日鉄興和不動産、旭化成不動産レジデンス、三井不動産レジデンシャルの4社が担当する。コンサルタントは、ネクストアーキテクト&アソシエイツ。

建物規模は、1期工事のA・B棟がRC造15階建て延べ5万6890平方m、820戸。C棟がRC造15階建て延べ1万2974平方m、167戸。

2期工事のD棟が、RC造15階建て延べ2万6365平方m、341戸。2期工事についても、長谷工コーポレーションが設計・施工する方向で調整している。

なお、全16棟ある既存建物の解体工事は田中建設工業(東京都港区)が、道路新設整備工事は長谷工コーポレーションが担当している。

道路新設整備工事では、若松団地の外側を周回する道路を8工区に分けて整備する。工期は28年3月まで。工事概要は、植栽支障物撤去、L型側溝・集水桝設置、舗装工事、埋設管敷設など。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.