木下製網が工場新築 宮城県 石巻市魚町で和光の施工(民間建築)

[2025/7/11 宮城版]
 漁網業の木下製網(愛知県)は、石巻市魚町3丁目に石巻第二工場(仮称)を新築する。新築施工は和光(石巻市)が担当。近く着工する見込み。仙台市青葉区福沢町ではプランドホーム(仙台市青葉区)が共同住宅6戸を新築する。こちらはFOSKA(仙台市太白区)の施工で25日に着工し、12月10日の完了を予している。

 木下製網の工場は新築場所が魚町3丁目13‐7で、敷地面積が3250㎡。建物はS造平屋1999㎡の規模。高さは14・3m。新築設計は内藤ハウス一級建築士事務所(山梨県)が担当している。

 木下製網は漁業や社会インフラに使用される綱の設計開発・製造販売をコア事業としている。主な製品は組紐型無結節網「ビーエム」や、無結節網「ムケツ」、スレート屋根踏み抜き落下防止網「エステネット」など。

 石巻市には渡波地区に石巻工場を設けているが、新しい工場を建てた後は、そちらに機能の大部分を移す予定。新工場では漁網の仕立てを行う。

 プランドホームの共同住宅6戸は、新築場所が福沢町63‐12他。敷地面積は101㎡。建物は木造3階建て延べ196㎡。建築面積は65㎡。高さは9・4m。基礎工法はベタ基礎。設計者はFOSKA二級建築士事務所。

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