国道409号の整備促進を 期成同盟会が千葉県に要望活動
[2025/8/7 千葉版]
国道409号道路整備促進期成同盟会(会長・五十嵐博文富里市長)は6日、千葉県に対して要望活動を実施した。本県の内陸部を縦貫し、成田市から木更津市を結ぶ幹線道路となっている国道409号の渋滞解消に向け、歩道設置や交差点改良を進めるよう強く求めた。
国道409号道路整備促進期成同盟会(会長・五十嵐博文富里市長)は6日、千葉県に対して要望活動を実施した。本県の内陸部を縦貫し、成田市から木更津市を結ぶ幹線道路となっている国道409号の渋滞解消に向け、歩道設置や交差点改良を進めるよう強く求めた。
千葉市内のホテルで行われた要望活動には、期成同盟会を構成する11市町の首長らが出席。県土整備部から四童子隆部長をはじめ、幹部職員や関係する土木事務所長らが多数参加した。
五十嵐会長は、国道409号について、圏央道を補完する道路として、需要が増加している状況を説明し、道路・交差点改良やバイパス化の必要性を訴え、四童子部長に要望書を手渡した。
要望事項をみると、成田市では、並木南交差点付近が渋滞するため、国道51号に接続する延伸区間の早期整備を求めた。
富里市では、富里第一小学校付近のカーブで歩道がなく、通行が非常に危険なため、歩道の整備を要望している。
八街市では、住野十字路で東関道・酒々井ICから直結する県道が交差することから、交通が集中しやすく、渋滞が発生しているため、交差点改良の早期完成を求めた。
茂原市では、上茂原交差点で朝夕を中心に慢性的な渋滞が発生しているため、交差点改良や歩道整備を要請。併せて、大雨時には冠水被害が発生することから、対策を講じるよう求めている。
袖ケ浦市では、横田地区の市街地で歩道がなく、大型車が通行する際、危険な狭あい区間があるため、局所改良を要望。JR久留里線東横田駅付近の踏切交差部で県道との変則交差の危険性を指摘し、早急な改良を求めた。