氷室陸橋で地盤改良 発注見通し 73件を新たに追加(県県土整備部)
[2025/8/22 栃木版]
県県土整備部は22日に、8月期の建設工事発注見通し(250万円超)を公表する。8月は新たに73件を追加し、このうち国道408号氷室陸橋の地盤改良工事や都計道大通り外の歩道橋上部工、主要地方道鹿沼足尾線の法面対策、国道121号文挾バイパスの道路改良、主要地方道羽生田上蒲生線関沢橋の排水樋管設置、都計道中田原美原線の擁壁工など、16件を一般競争入札で発注する。=発注見通しの詳細は2面に掲載
追加案件の内訳は、宇都宮土木事務所20件(うち条件付き一般競争入札8件)、鹿沼土木事務所3件(同2件)、日光土木事務所2件(同1件)、真岡土木事務所10件(同1件)、栃木土木事務所5件(同2件)、矢板土木事務所6件、大田原土木事務所11件(同2件)、烏山土木事務所3件、安足土木事務所13件となった。
宇都宮土木事務所は、国道408号氷室陸橋建設工事のその4とその5、県道下岡本上三川線の道路改良工事2件、主要地方道宇都宮結城線の電線共同溝工事と道路改良工事2件、および都計道大通り外の歩道橋上部工事の計8件に一般競争入札を適用する。
国道408号氷室陸橋はいずれも地盤改良工事で、第3四半期の発注を予定。県道下岡本上三川線の道路改良工事2件と、宇都宮結城線の電線共同溝工事および道路改良工事2件は、全て第3四半期の発注を予定する。大通りは桜工区の歩道橋上部工事で、第4四半期に発注する。
鹿沼土木事務所は、主要地方道鹿沼足尾線の法面対策工事を2件に分割し、一般競争入札で発注する。いずれも法枠工で、第3四半期に発注して約8カ月の工期で施工する。このほか、国道121号深津工区の舗装工事も追加した。
日光土木事務所は、国道121号文挾バイパスの道路改良工事を第3四半期に一般競争入札で発注するほか、主要地方道藤原塩原線の擁壁工事も追加して指名競争入札で発注する。
真岡土木事務所は、急傾斜地崩壊対策事業の内田IAで、擁壁工事を第3四半期に一般競争入札で発注する。このほか、国道294号や県道石末真岡線の道路改良工事、県道下野二宮線砂ケ原橋の橋梁補修工事なども追加して、指名競争入札で発注する。
栃木土木事務所は、主要地方道藤岡乙女線の地盤改良工事と主要地方道羽生田上蒲生線関沢橋の排水樋管設置工事の2件に一般競争入札を適用し、羽生田上蒲生線は第2四半期、藤岡乙女線は第3四半期に発注する。
矢板土木事務所はいずれも指名競争入札で、県道佐久山喜連川線の防護柵設置工事を第2四半期、主要地方道矢板那珂川線の道路改良工事や一級河川中川の護岸工事などを第3四半期に発注する。
大田原土木事務所は、主要地方道黒磯黒羽線の橋梁下部工事と、都計道中田原美原線の擁壁工事の2件を一般競争入札で発注するほか、主要地方道大田原氏家線親園佐久山バイパスの防護柵設置工事や高欄設置工事、照明設置工事をいずれも指名競争入札で発注する。
烏山土木事務所は、国道461号の橋梁下部工事と大平I-Bの防護柵工事、光崎I-Aの法面工事の計3件を追加し、第2四半期に指名競争入札で発注する。
安足土木事務所は、佐野市で主要地方道佐野田沼線の道路改良工事など5件、足利市で一級河川名草川の護岸工事など8件を追加し、いずれも指名競争入札で発注する。