旧式場跡を調査 高野小学校の校舎改修に3902万円(守谷市補正)
[2025/9/2 茨城版]
守谷市は、1日開会の9月定例市議会に一般会計補正予算(第2号)を上程した。主なものでは、松ケ丘六丁目地内事業用地(旧アジュール跡地)の建物劣化診断調査委託料1540万円を計上。高野小学校校舎改修工事費には3902万円(設計・監理委託料448万円、工事費3454万円)、郷州小学校舗装工事には2544万円をつけた。
アジュール跡地の劣化調査は建物を教育委員会事務所として活用するためのもの。設備の劣化状況に応じて、改修もしくは解体・新築の方向性を決める。構造・規模は旧結婚式場がS造2階建て延べ面積3255平方m、事務所棟がS造2階建て328平方m。建築はいずれも04年。
業務は議決後すぐに委託し、26年1月までに方向性を決定。改修の場合は26年度当初予算、解体・新築の場合は26年度補正予算に工事費を盛り込む。
高野小学校では改修工事を実施し、もりや学びの里内の放課後児童クラブとこども教室、地域交流ルームの機能を移転する。対象は特別教室棟(北側)の1階2教室と2階4教室。設計は年内にまとめ、年度内に着工。来年8月までの工期で施工する。
郷州小学校ではグラウンドの一部にスクールバスの待合所を整備。黒内小学校の過大規模校化によるもので、敷地内でバスが旋回できるようにする。舗装場所は敷地内の東側で、面積は1200-1300平方mを想定している。
総合公園整備事業には測量調査等委託料570万円を設定。利根川・鬼怒川合流部付近の約500mで境界確定のための測量に取り組む。
このほか、公園長寿命化計画策定業務委託料に1831万円を充当し、12年度に策定した計画の更新を行う。もりや学びの里では空調設備の故障による交換を実施するため、工事費126万円を措置した。
一般会計補正予算(第2号)は3億0857万円を追加。本年度の総額を419億9530万円としている。