登米町で歩道1.1km整備 初弾工事の入札参加受付(宮城県東部土木登米)
[2025/9/25 宮城版]
県東部土木事務所登米地域事務所は、登米市登米町小島地区で県道小島豊里線の歩道を整備する。小島歩道として延長1.1kmを整備する計画。一部区間は田んぼに隣接しているため、延長50m程度の農業用排水路の付け替えなども実施する。本年度は延長250m(うち歩道部分は約50m)区間の工事を一般競争入札で発注する。10月6日まで参加申請書を受け付け、9日に開札する。
歩道を整備するのは登米町小島西針田地区他の1.1km区間。この前後にはすでに歩道が設けられている。計画では全幅9.75mに拡幅し、うち片側に2.5mの歩道を確保する。現道は2車線で幅員6m程度になっている。
工事は起点側から進める考え。起点側は延長500m程度が田んぼに隣接している。このうち農業用排水路を付け替えるのは延長50m程度。
初弾工事は「小島歩道設置工事」で、230立方mの掘削工、61平方mのコンクリートブロック積みによる護岸工、排水構造物工、483平方mのアスファルト舗装工を施工する。護岸工は農業用排水路が対象となる。
施工延長は250mだが、歩道を造るのは50m程度になる。予定価格は3168万7000円。工期は2026年3月31日まで。
入札の参加資格は登米・気仙沼地域に本社があり、土木一式工事がA等級であることなど。入札書は10月7~8日に受け付ける。総合評価の技術資料は提出期限が8日。
歩道整備の詳細設計業務や用地測量業務は北振技研(登米市)に委託した。事業費は国の交付金を活用する。用地買収は工事と並行して進める。