本館・3号館を31日公告 高等技術専門校の新築(宮城県)
[2025/10/28 宮城版]
県は、高等技術専門校(仮称)の本館・3号館新築工事について、31日に一般競争入札を公告する予定だ。発注予定では工事場所が仙台市宮城野区田子1丁目で、概算工事規模が27億円、工期が約22カ月となっている。同校の4号館等新築工事も月内に一般競争入札を公告する予定となっている。こちらは概算工事規模が20億円で、工期に約24カ月を見込んでいる。
本館は延べ3336平方m、3号館は延べ1828平方mの規模で、ともに2階建てとなる。この2棟は新築工事を一括で発注する考え。
4号館は2階建て延べ2282平方mの規模。新築工事には旧1号館と旧2号館の解体工事も含む見込み。
本館・3号館の新築工事と、4号館等新築工事の発注担当は営繕課。
関連する本館・3号館新築の機械工事と電気工事や、高等技術専門校の受変電設備設置工事は、発注担当が設備課。受変電設備は月内、機械と電気は12月に一般競争入札を公告する予定。概算工事費は受変電設備が2億0200万円、機械が3億4000万円、電気が2億8300万円。工期は3件とも約16カ月。
県は高等技術専門校の再編整備事業で、仙台高等技術専門校に県内5カ所の高等技術専門校を再編集約する。これに伴い、同校で本館や1~4号館の建て替え工事、5~6号館のリニューアル改修工事、7号館の新築工事などを進める。2028年4月の開校を目指す。
これまでに6号館の改修工事や仮設校舎(管理棟)の建設工事が終了。現在は新しい1号館と2号館の新築工事や、5号館の改修工事を進めている。本年度は本館など18棟の解体工事を奥田建設(仙台市青葉区)に発注した。
来年度には7号館の新築工事と、実習棟や倉庫、車庫などの解体工事を発注する見通し。新しい7号館は平屋974平方mの規模。
このほか、外構工事などは28年4月の開校時には間に合わないため、28年度以降に発注する見込み。外構工事では屋外実習場や校内通路などの工事を施工する。
