27年度に屋体改修 下高津小学校 NOB建築で基本設計(土浦市)

[2025/11/13 茨城版]
 土浦市は、下高津小学校(下高津4-2-9)の屋内運動場棟で長寿命化改良工事を実施する。基本設計業務はNOB建築設計企画室(土浦市)に委託した。設計の委託額は220万円(税抜き)。主な工事の内容は全面的な内外部改修工事と設備改修工事、空調設備の新設。2026年度に実施設計を策定し、27年度の単年で工事に取り組む。

 下高津小の屋内運動場棟は1971年の建築。構造は1階がRC造、2階がS造で延べ床面積828平方m。2009年度に耐震補強工事と大規模改造工事を実施済み。

 建築から50年以上が経過しているため、老朽化が顕著な状況。本年度は中村設計事務所(土浦市)が施設の耐力度調査を実施し、長寿命化改良が必要と判断した。構造体の劣化対策により建物の耐久性の高めるとともに、空調設備の新設により学習環境の向上や省エネルギー化を目指す。

 長寿命化の際には屋内運動場棟のほか、屋外トイレ(CB造平屋24平方m)を改修。また、外構として倉庫や自転車置場、ボンベ庫など7棟(平屋61平方m程度)の解体・再整備を検討する。

 工事の対象は建築関連が屋上防水・屋根と外壁(原則全面改修)、構造躯体、外部建具、外部金物(樋・手摺・タラップ・配管支持材)など。内装(床・巾木・壁・天井)、内部建具(防火戸・木製建具・パーテーション)、家具(ロッカー・サイン)舞台吊物設備などの改修も行う。

 電気設備関連は受変電設備、幹線設備、強電設備、弱電設備、消防設備などが対象。機械設備関連では給排水設備や空調換気設備、ガス設備、消防設備などを予定している。

 業務では工法の選定に伴う構造の検討や概算工事費の算出、アスベスト含有建材調査、PCB調査を委託する。また、既存建物の什器・備品の移設や運搬に要する費用を調査。移設が必要な場合には工事中の仮置き場となる必要スペースを確認し、別途仮設倉庫の設置を考察する。

 基本設計は年度内に策定し、26年度に実施設計をまとめる。工事の入札は27年度当初に執行したのち、6月議会に契約案を上程。夏休み期間に着工し、28年3月までに完了させる。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.