火葬棟を優先整備 堀斎場長寿命化 火葬炉は年明けにプロポ(水戸市)
[2025/11/29 茨城版]
水戸市は堀斎場の長寿命化改修計画で、火葬棟と火葬炉設備を優先して改修・更新する。火葬炉の更新では、設計・施工を担当する整備事業者を選定するため、2026年1-3月にプロポーザルを実施する。設計は27年度までにまとめ、28-30年度の3カ年で更新工事に取り組む。火葬棟の改修は26年度に実施設計を発注し、翌27年度の着工を見込んでいる。
堀斎場は1977年に供用を開始、8基の火葬炉や3カ所の式場などの設備を備えている。式場は最初に建設した火葬棟や本館のほか、新たに整備を行った第2式場棟と待合棟が立地。施設規模はRC造2階建て延べ4008平方m。
しかし、供用開始から50年近くが経過し建物の老朽化が著しいほか、今後増加が見込まれる火葬需要に対応するため、長寿命化へ施設の更新を行う。未対応となっているバリアフリー化にも対応する。
改修にあたっては、斎場の中でも重要な火葬棟・火葬炉設備を優先して改修・更新を行う。火葬炉は、メーカーにより形状や大きさなど燃焼炉の構造が異なるためプロポーザル方式で選定する。
プロポーザルの実施に向けては、技術提案を客観的・公平に評価するため学識経験者で構成する選定評価委員会を設置するほか、コンサルタントに選定支援業務を委託する。支援業務は11月25日に指名競争入札を執行し、協和コンサルタンツ(龍ケ崎市)が528万円(税抜き)で落札した。履行期間は180日間。
工事スケジュールは、火葬炉の実施設計を進める一方、26年度は火葬棟長寿命化工事に係る実施設計をまとめ、27年度に改修工事を行う。火葬炉は27年度までに設計をまとめたあと、28-30年度の3カ年で1年あたり2基ずつの更新に取り組み、現行の8基から6基に集約する。工事期間中は本年1月に供用を開始した下入野斎場にも4基の火葬炉があるため、需要には対応できるもようだ。
長寿命化にあたっては、誰もが安心・安全に利用できるよう、実施設計においてバリアフリー化やWi-Fi設備の設置なども検討する。
