工事58件を発注予定 補正予算分/2月までに公告(宮城県土木部)
[2025/12/24 宮城版]
県土木部は、12月補正予算に基づく年度内の発注予定をホームページに公表した。建設工事は58件を一般競争入札で発注する予定。8件は22日に入札公告しており、残りは来月に「松川流路工(1‐1工区)工事」など27件、2月に「日向川河川改修工事」など23件を公告する見通し。
工事件数を担当事務所ごとに見ると、大河原土木事務所が16件、仙台土木事務所が16件、北部土木事務所が9件、北部土木事務所栗原地域事務所が3件、東部土木事務所が4件、東部土木事務所登米地域事務所が1件、気仙沼土木事務所が4件、仙台地方ダム総合事務所が3件、大崎地方ダム総合事務所が1件、栗原地方ダム総合事務所が1件。
大河原土木は22日に4件を公告済みで、1月に「支倉道路改良工事」など2件、2月に橋梁の補修工事2件や補強工事1件、道路の舗装補修工事4件、松川の流路工工事2件などを公告する予定。今後に公告する発注金額が最も大きい工事は「松川流路工(1‐1工区)工事」で2億円。
仙台土木は1月に落合相川道路の改良工事や、道路の舗装補修工事5件、歩道橋の下部工工事1件など、2月に河川の改修工事2件や掘削工事3件、七北田川上流部の築堤工事1件を公告する予定。今後に公告する発注金額が最も大きい工事は「洞堀川河川改修工事(1)」で2億6500万円。
北部土木は2件を22日に公告済みで、1月に道路の舗装補修工事2件や鳴子桟道橋の補修工事、大森沢そよかぜ橋の耐震補強工事など、2月に小島歩道設置工事2件を公告する見込み。
北部土木栗原は1月に「荒川地盤改良外工事」や「一迫西沢道路改良工事」などを公告する予定。
東部土木と東部土木登米は1月に「新寺沢川砂防堰堤改築工事」と道路の舗装補修工事1件、2月に道路の舗装補修工事2件と「日向川河川改修工事」を公告する。日向川の河川改修は延長182mの護岸工で、発注金額が2億1100万円。
気仙沼土木は22日に2件を公告済みで、1月に「馬場舗装補修工事」と「猿岩橋橋梁補修工事」を公告する見通し。発注金額は馬場が5000万円、猿岩橋が1億3000万円。
ダムの事務所は、仙台地方ダムが1月に南川ダム他のCCTV設備改良工事など2件、2月に南川ダムの管理用制御処理設備改良工事、大崎地方ダムが1月に漆沢ダムの情報通信回線設備他改良工事、栗原地方ダムが2月に花山ダムのテレメータ設備改良工事の公告を予定している。
建設関連業務は61件
県土木部が年度内に発注予定の建設関連業務は61件。1件は指名競争入札、残りは一般競争入札で委託する。11件は22日に公告済みで、残りは1月に28件、2月に22件(指名含む)を公告する予定。
業務件数を担当部署・事務所ごとに見ると、道路課が1件、大河原土木事務所が15件、仙台土木事務所が7件、北部土木事務所が9件、北部土木事務所栗原地域事務所が1件、東部土木事務所が7件、東部土木事務所登米地域事務所が4件、気仙沼土木事務所が9件、仙台地方ダム総合事務所が6件、大崎地方ダム総合事務所が1件、栗原地方ダム総合事務所が1件。
大河原土木は橋梁の補修調査設計6件や、関場橋(仮称)の詳細設計、小田川の護岸詳細設計などを委託する。仙台土木は幡谷大橋他の橋梁補修設計や、下堰場東沢砂防堰堤の用地測量などを発注する。
北部土木は栗島橋外の予備設計や、蔵坪排水路の付け替え検討などを予定。東部土木は神取橋他の橋梁補修設計や、大沢川流域砂防施設の詳細設計2件などを委託する。東部土木登米は三ツ口橋他の橋梁補修設計や、南沢川の測量設計などを発注する。
気仙沼土木は荒沢他の用地測量や、道路盛土法面の点検業務などを入札する。仙台地方ダムは大倉ダムCCTV・管理制御処理設備や、南川ダム取水・放流・洪水吐・係船設備の改良設計などを発注する。
大崎地方ダムは漆沢ダムの受変電設備改良設計、栗原地方ダムは花山ダムの水質取水設備改良設計を委託する。
