「学修拠点」新棟を建設 清水JVで来年2月着工(東北工業大 八木山キャンパス)
[2025/12/26 宮城版]
清水建設JVの構成員は、仙建工業(仙台市青葉区)と阿部和工務店(同)。設計・監理・監修は清水建設・ユニパル(仙台市太白区)・八木山キャンパス新棟2期整備計画検討WGが担う。
新棟はS造+SRC造(耐震構造)5階建て延べ7740平方mの規模。建築面積は2226平方m。内部には全課程・学科の学生が利用する付属図書館、学生食堂、講義室エリアと、主に建築学部が利用する設計製図室、教員室・研究室エリアを設ける。
新棟のコンセプトは「この地で育む新しい学修・交流拠点」。建設場所は八木山キャンパス中央(旧5号館跡地)で、高低差を生かしたダウンゾーニングにより、広い空と海が見える開放的なキャンパス空間を実現する。
八木山の地形や景観、キャンパスの眺望を生かし、屋外空間と連続する開放的な構成とすることで、自然と調和した環境を創る。
建物の特徴は、学生が日常的に集い、学習や交流が自然に生まれる共用空間ラウンジを設け、分野横断的に学べるようにする。
学修スペースは可動式間仕切りを設けるなど、用途に応じて多様な使い方ができるように配置する。採光や通風などをシミュレーションにより最適化。環境に配慮した南側ファサードデザインとして東北の自然との共存を目指す。
学内利用にとどまらず、地域とのつながりを意識した「開かれた拠点」としての役割も担う。
なお、同大学は1期整備として実験・教育棟「Tech-Lab」を新築し、2022年9月に竣工した。

