延長2kmを延伸 林道平諸沢入線 総事業費に約3.2億円(常陸太田市)

[2026/1/6 茨城版]
 常陸太田市は、林道平諸沢入線の整備を計画し、本年度は森林・林業協会により全体計画策定を進めている。12月23日には測量への予備調査に向けた指名競争入札を執行し、同協会が220万円で落札した。地域再生計画に基づき、市道0139号線と合わせて延長約2kmの林道整備を進める。事業費には約3億1800万円を投じる計画だ。2026年度から2カ年で測量を行う。

 県と市が策定した地域再生計画「豊かな地域資源を活かした〝ひたち都市圏ネットワーク計画〟」は25年3月31日に認定を受けた。対象は常陸太田市と日立市の全域。地方創生道整備推進交付金を活用し、林道平諸沢入線や両市を結ぶ市道0139号線の整備を進める。

 林道平諸沢入線の整備は、森林整備の促進や森林資源の利用拡大を図ることなどを目的としたもの。合わせて、市と日立市を結ぶ広域的な市道0139号線を一体的に整備することで、森林施業における効率化と生産・運送コストを抑え、林業・木材産業の生産活動向上による成長産業化を目指している。

 同線の既存区間は、旧水府地区の竜神ダム入口付近(下高倉地区)県道常陸太田大子線(県道33号線)から南東方面に伸びる約800mが整備されている。今回の工事は、天下野地区で行う既存区間の延伸工事で、終点から約2kmほど新設し、市道8-6380号線までを結ぶ計画だ。

 木材生産拠点から木材加工拠点、木材消費拠点間を効果的に結ぶことにより、木材の地産地消を促す。合わせて、森林施業における効率化と生産・運送コストを抑えることで、林業・木材産業の生産活動を向上させ、林業の振興を図っていく計画だ。

 事業主体は県と常陸太田市。事業期間は25-29年度の5年間としている。

 延伸区間は約2kmとするが、この調査により正確な延長を精査していく。着工は28年度ごろを予定するものの、前倒しする可能性もあるという。

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