秋ごろに工事公告 陸上競技場 概算工事費は約43億円(つくば市)

[2026/1/7 茨城版]
 つくば市は、陸上競技場の整備に係る本体工事を新年度から実施する。基本設計段階での概算工事費は42億8967万円を想定。基本計画との主な変更点として、メインスタンドの観客席数を減少したほか、ウォームアップ広場の設置場所を南側に移設している。現在は建設地となる旧上郷高校の解体工事を進めており、11月末までに完了する。本体工事の一般競争入札は秋ごろに公告する見通し。

 走路は第4種公認(第3種相当整備)で、400mトラック1面(全天候型舗装8レーン、直線のみ9レーン)を想定。インフィールドはサッカーややり投げなどの多目的な利用を想定し、天然芝(コウライシバ改良品種)とする。

 メインスタンドは管理事務所やエントランスホール、医務室、倉庫、トイレ(男・女・多機能)、記録室、本部室、ラウンジ(ホール)、カームダウン・クールダウンルームなどを配置。観客席は442席(車いす席など含む)で、構造がRC造(屋根S造)2階建て延べ床面積1192平方m。

 バックスタンドは300席で、屋根S造342平方m。芝生斜面は2000平方mを確保し、外側には有料エリアを区切るためのフェンスを設置する。ナイター照明は200ルクス、100ルクスいずれにも対応できるものとする。

 コミュニティ棟は屋内スポーツの振興などを目的に導入し、メインスタンドとは別に整備。多目的集会所や倉庫、トイレなどを盛り込む。構造がS造平屋385平方mを想定している。

 付帯施設としては敷地南側にウォームアップ広場を配置。走路は90m×5レーンとし、西側には大型屋根スペースを確保する。

 駐車場は敷地北側に375台分(大型バスなど含む)を充当。東側の芝生広場は大会時に利用できる臨時駐車場とし、163台分を設ける。

 なお、既存の市道3-2189号線は敷地西側に付け替えを行う。幅員は7m程度を想定。東側外周道路は6m程度に拡幅する。道路整備は本体工事と並行して進める。

 基本設計段階での概算工事費は42億8967万円を計画。主な内訳はトラックが10億6262万円、メインスタンドが7億0199万円、コミュニティ棟が1億8462万円、ナイター照明設備が2億5885万円、雨水排水設備が3億9428万円、駐車場・園路が2億5648万円など。

 工事費は2026年度当初予算に計上し、解体工事が完了する秋ごろに一般競争入札を公告。供用開始は28年度末を想定している。

 陸上競技場の整備は市立の施設がないことを受けて実施する。設計業務はあい造園設計事務所・増山栄建築設計事務所(現増山設計)・申建築設計事務所JVが担当。

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