新年度から再整備 消防庁舎 西1300平方m、東800平方mに規模拡大(かすみがうら市)

[2026/1/9 茨城版]
 かすみがうら市は、老朽化が進む消防本部と西消防署、東消防署の再整備を実施する。現在はandHAND建築設計事務所(つくば市)が実施設計の策定作業を進めているところ。基本設計段階での延べ床面積は西消防署が約1300平方m、東消防署が約800平方mに拡大。概算工事費は当初の15億1090万円から増額となる見込み。本体工事は2026-27年度の2カ年で進める。

 消防本部は防災センター1階を研修エリア、千代田庁舎1階の旧保健福祉部エリアを消防本部に改修。防災センターはRC造地上2階地下1階建て延べ床面積1020平方m、千代田庁舎はSRC造3階建て3398平方m。事務室や研修室、倉庫、車庫、トレーニングルームなどを配置する。また、既存の駐車場を消防本部車両の車庫として使用する。

 西消防署は千代田庁舎前の駐車場へ移転し、庁舎を新たに建築。構造がS造2階建て約1300平方mを想定。事務室や仮眠室、通信室、消防資器材庫、物品庫、トイレ、女性用スペースなどを盛り込む。移転後は既存の消防本部と西消防署を解体し、借地を返還する方針。

 東消防署は霞ヶ浦保健センター跡地の市有地に移転。新庁舎はS造平屋約800平方mを計画している。事務室や仮眠室、通信室、多目的室、食堂・厨房、倉庫、トイレ、女性用スペースなどを配置。移転後に既存施設を解体し、跡地は操法訓練をはじめとした訓練施設として継続的に活用。

 基本計画段階での概算工事費は消防本部庁舎改修と西消防署増築が7億8550万円、東消防署増築が7億2540万円と試算。床面積の拡大や昨今の物価上昇により、増額となる見通し。工事費は26年度当初予算に計上する。

 工事の発注にあたっては消防本部と西消防署、東消防署の2件に分割。上半期に一般競争入札を公告し、遅くとも9月議会には契約案を上程したい考え。工期は28年2月末ごろまでを予定する。

 また、既存施設の解体は27年度に設計、28年度に工事を計画。設計費は西消防署と東消防署一括で400万円を見込む。解体費は西消防署が5000万円、東消防署が3500万円を想定。

 消防庁舎の再整備は既存施設の老朽化によるもの。手狭で効率的な業務運営に支障が出ていたことから、移転して機能の維持・改善を図る。

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