湯浅建設で起工 第二送水管の杭打ち式(北千葉水道)

[2026/1/14 千葉版]

始点杭打ち式で今後40年間にわたる工事の安全を祈願した

始点杭打ち式で今後40年間にわたる工事の安全を祈願した


 第二送水管布設工事の始点杭打ち式が13日、流山市桐ケ谷地区の北千葉浄水場で開かれた。北千葉浄水場と受水槽間の延長105kmを結ぶもので、第1期の1工区は湯浅建設(松戸市)が担当する。2064年度まで8期に分割した工事として、第1期は29年度の完成を目指す。

 式典には、北千葉広域水道企業団の荒木稔企業長はじめ、企業団を構成する7市の首長ら来賓を含む約50人が参列。司会者の掛け声にあわせて大型の木槌を振り下ろし、今後40年間にわたる工事の安全を祈願した。

 式典で荒木企業長は、「企業団の創設事業以来となる大規模事業の杭打ち式を開けたことはこの上ない喜び」と述べ、関係者に謝意を表明。「工事の着実な実施に向け、施工各社とともに安全に万全を期していく」と決意を込めた。

 構成団体を代表して流山市の井崎義治市長は、「給水サービス向上の大きな支えとなる」と布設事業の意義を強調し、「企業団と構成団体が一丸となり、信頼される水道システムの構築に取り組んでいく」と結んだ。

 湯浅建設の湯浅健司代表取締役は「栄えある1工区を施工できることはたいへんな名誉であり、心を一つにして工事に向かっていく」とあいさつ。「市民のみなさんに水を届けるという崇高な使命を果たしていくため安全第一で確実な施工に努めることをお約束する」と宣言した。

 杭打ち式に先立つ安全祈願祭では、京葉測量の柳恵一代表取締役社長が鎌、荒木企業長が鍬、湯浅代表取締役が鋤をそれぞれ盛砂に入れ、工事の安全を祈った。

 第二送水管布設事業の工事延長は104.8km、事業費は約1110億円。既存管は経年による劣化が進んでいることから、既設管とは別に送水管を新たに布設、複線化することでバックアップ機能を確保する。

 第1期(関宿線)区間は北千葉浄水場から花井中継ポンプ場までの約15.5km、事業期間は23~29年度。全工区を工事13件に分け、1工区は湯浅建設、1-1工区は大成機工(大阪市北区)、7工区は六和建設工業(松戸市)が担当する。年度内に3、5、9、江1工区の発注を見込んでいる。

 全区間のマスタープランと基本設計は日水コン(東京都新宿区)、第1期の実施設計は京葉測量(習志野市)と都市開発設計(群馬県前橋市)、幸徳環境設計(横浜市中区)が担当した。

 ■管理技術者のコメント 湯浅建設土木部・小幡隆名係長
 「周囲には学校が多く、流山スポーツフィールド敷地内の工事もあるので特に安全に注意するとともに、水路(和田堀)を横断する推進工事があるので地盤の陥没などが発生しないよう施工管理を徹底したい」

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