道の駅を段階整備へ 導入機能や規模を検討(千葉県富津市)

[2026/1/17 千葉版]
 千葉県富津市道の駅整備検討委員会(委員長・古賀学松蔭大学観光メディア文化学部教授)の第2回会合が16日に開かれ、導入機能や規模の検討を進めた。高橋恭市市長は、財政状況を踏まえると、初期段階での大規模な整備が現実的でないため、実現可能な規模で段階的に施設整備を進めていく考えを示した。

 道の駅は観光客を主なターゲットとし、市民利用や雇用創出も重視する。必須機能として休憩、情報提供・発信、防災、地域振興を整理。地域振興施設として、産地直売所、物販施設、飲食施設、多目的スペース、子どもの遊び場を想定している。

 整備方針をみると、初期段階で休憩・情報・防災などの必須機能のほか、優先度の高い地域振興機能を整備。中長期には利用状況やニーズに応じて、体験・交流機能の追加や駐車場の拡張、防災機能の高度化を検討していく。

 敷地は段階的展開や防災強化、将来拡張などを見据え、2~3haを確保する方針。駐車場台数は150~200台を基本に検討する。

 建設候補地は▽富津中央IC入口交差点付近(約3.5ha)▽富津中央IC入口交差点南部(約4.1ha)▽浅間山運動公園の南部(約1.5ha)──の3カ所を抽出。上水道や排水、交通、造成費などの課題を整理している。委員から造成費などを考慮し、ほかの建設候補地を検討することを求める意見が出された。

 整備手法は、道路管理者と市が分担して施設を整備する「一体型」を想定。管理運営手法はDBO方式やBTO方式などを検討している。適地調査等業務は日本工営都市空間(千葉事務所・千葉市中央区)が担当。

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