来年度からBP整備 四区町工区と上厚崎工区 ミッシングリンク解消へ(県道路整備課)
[2026/1/21 栃木版]
県道路整備課は2026年度から、県道関谷上石上線の四区町工区と主要地方道西那須野那須線の上厚崎工区でバイパス整備事業に着手する。目標事業期間はいずれも10年間で、総事業費は四区町工区が約28億円、上厚崎工区が約24億円を想定。この2路線の未供用区間を整備することで、来年度開通予定の黒磯那須バイパスや事業中の西那須野那須線西遅沢工区、都市計画道路野崎こ線橋通りと一体となって大田原市、那須塩原市、那須町を結ぶ広域的道路ネットワークを形成し、国道4号を補完して渋滞解消につながる幹線道路を整備する。
県道関谷上石上線の四区町工区は、那須塩原市四区町から大田原市上石上まで、延長4200mのバイパスを整備する。この路線は、野崎工業団地から国道4号を越えて東北道西那須野塩原インタチェンジを結び、沿線には四区工業団地や野崎工業団地が立地するなど、県北部地域の産業振興への効果が期待される道路となる。
しかしながら、那須塩原市四区町地内から大田原市上石上地内までの区間は、前後が完成4車線で供用しているにも関わらず未供用区間となっているため、工業団地間の連携強化が課題となっている。このため新たにバイパスを整備して、地域間の交流・連携の強化や産業活動の支援を図る。
延長4200mのうち、那須塩原市内は3800mで、大田原市内は400mとなる。バイパスは標準幅員を車道3.25m×4、路肩1.5m×2、歩道2.5m×2、および中央分離帯1.75mの、あわせて22.75mで計画する。
目標事業期間は26年度から35年度までの10年間で、測量設計は26年度から28年度までの3年間、用地取得は27年度から32年度までの6年間、工事は29年度から35年度までの7年間を想定する。
総事業費は約28億円を想定し、内訳は測量設計費が用地調査、物件調査のほか調整池の詳細設計のあわせて約2億円、用地補償費が約8億円の見込み。工事費は、大規模な構造物は無いが、盛土などをしていくことから約18億円と試算する。
主要地方道西那須野那須線の上厚崎工区は、那須塩原市北弥六から上厚崎まで、延長3000mのバイパスを整備する。西那須野那須線は国道400号と県道那須高原線を結び、国道4号を補完する幹線道路であるとともに、産業や観光などの経済活動や日常生活を支える重要な路線となっている。
しかしながら、北弥六地内から上厚崎地内では前後が完成4車線で供用しているにも関わらず未供用区間となっており、周辺道路で朝夕の通勤時間帯を中心に渋滞が発生している。また、工区北側に位置する黒磯那須バイパスが26年度の供用を予定しており、さらなる交通需要の増加が見込まれることから、北弥六地内から上厚崎地内を結ぶバイパスを整備して、道路利用者の安全で円滑な通行を確保する。
現道の道路幅員は、車道2.75m×2と片側に路肩0.5m、歩道2.5mのあわせて8.75mとなっている。新たなバイパスは、車道3.25m×4、路肩1.5m×2、歩道2.5m×2、および中央分離帯1.75mの、あわせて22.75mで計画する。
目標事業期間は26年度から35年度までの10年間で、測量設計は26年度から28年度までの3年間、用地取得は27年度から32年度までの6年間、工事は29年度から35年度までの7年間を想定する。総事業費は、測量設計費が約2億円、用地補償費が約8億円、工事費が約14億円の、合計約24億円を想定する。
これら2路線の整備により、四区町工区では未供用区間が解消されて工業団地間の連携が強化されるほか、西那須野塩原インタチェンジから四区工業団地や野崎工業団地などへのアクセス性が向上する。上厚崎工区も、現道部の交通がバイパスに転換して安全で円滑な通行が確保されるほか、那須塩原市と那須町のアクセス性が向上すると見込まれる。
