橋本店グループで起工 宮城県 利府町営住宅建替え
公営住宅で県内初のPFI手法を採用した利府町営住宅建替え事業の起工式が16日、八幡崎住宅の敷地内で行われた。事業者の橋本店グループ4者、熊谷大町長ら30人が工事の安全と無事竣工を祈願した。橋本店・大成ユーレックJVの施工で3棟85戸を整備する。2027年3月完成を目指す。
式典には、熊谷町長、永野渉町議会議長、PFI事業者の代表者らが出席して神事が行われた。鍬入れの儀で、大成ユーレックの水谷昇平設計部長が鎌入れ、熊谷町長が鍬入れ、橋本店の武田文孝代表取締役社長が鋤入れした。グループの技術力とノウハウを生かした公営住宅の無事完成を願った。
同事業は、老朽化している3つ町営住宅85戸を八幡崎住宅に集約し建て替える。PFIを採用し橋本店グループが「やさしさとつよさを兼ね備えた住宅」をコンセプトにした事業提案で選定された。設計・施工、入居者支援を行う。事業期間は25年4月から29年6月29日まで。
熊谷大町長は式典後「橋本店グループの豊富な経験と実績に基づき本町が目指すべき理想の住まいを実現するすばらしい事業提案をいただいた。新たな街並みが形成され都市型の町営住宅が誕生することを心から待ち望む」と期待を寄せた。
橋本店の武田代表取締役社長は代表者あいさつで「県内初のPFI手法を採用した先進的な事業に携わることができ、大変光栄で大きな責任を感じている。安全管理を最優先とし、品質の確保に万全を期して施工者一同誠心誠意取り組む」と意欲を述べた。
入居者の仮移転や解体・造成工事が完了し月内に1棟30戸が着工する。春から躯体工事に着手する。II期工事は27年10月中旬から2棟55戸と集会所を建設する。住宅棟は全てPC(壁式プレキャスト鉄筋コンクリート)造5階建てとなる。大成ユーレックの工場製品で高い品質、地震に強く防水性に優れる
PC造の採用で現場作業の軽減や、工期の短縮が図られ、入居者の仮移転を伴う事業の早期完成の一助となる。橋本店は建築工事のほか、住宅の設計、造成工事を行う。同町出身の高橋真生さんが現場代理人を務める。
現場代理人高橋さんの話
自ら現場代理人を志願した。思い入れも強い。安全最優先で特に第三者災害に特に注意し工期内に完成させる。生まれた子どもにお父さんが建てた建物、仕事を知ってもらいたい。
