防波堤工を2月公告 気仙沼と南三陸の3件(宮城県気仙沼振興)

[2026/1/29 宮城版]
 県気仙沼地方振興事務所は、気仙沼市と南三陸町で防波堤の機能保全工事を進めており、新たに工事3件を一般競争入札で発注する。3件とも2月に入札手続きを公告する予定。1件は気仙沼漁港の梶ケ浦防波堤、もう1件は波伝谷漁港の戸倉防波堤Bで、ともにコンクリートの上部工を設ける。残り1件は志津川漁港の大森防波堤で鋼管杭を打つ工事となる。

 梶ケ浦防波堤の工事は、件名が「気仙沼漁港梶ケ浦防波堤機能保全工事(その5)」で、施工場所が気仙沼市二ノ浜地区。施工延長は19.5mで、過年度の工事で杭を打った場所に、上部工を設ける。概算工事規模は6000万円。工期は8カ月。

 梶ケ浦防波堤の全体延長は141m。機能保全工事では既存の鋼管杭を取り除き、新たな鋼管杭を延長100mほどにわたって打ち込み、その上にコンクリートの上部工を設置している。杭は必要な分を全て打ち終わっており、上部工も本年度の工事で必要な分を整備し終わる見込み。

 2026年度以降は、カーテンウォール式の防波堤として仕上げるため、港内に波が入らないようカーテン部分の壁を設ける。併せて、電気防食工事も実施する計画だ。予算が確保できれば26年度からこれらの工事を進めたい考え。

 戸倉防波堤Bの工事は、件名が「波伝谷漁港戸倉防波堤B機能保全工事」で、施工場所が南三陸町戸倉地区。工事内容は延長90mの上部工工事。概算工事規模は3億円。工期は約10カ月。

 戸倉防波堤Bの全体延長は180mで、こちらも梶ケ浦防波堤と同様、全てを直すわけではないが既存の杭を撤去し、新たな鋼管杭を打設してその上にコンクリートの上部工を設ける。

 これまでに杭の打設が終わっており、今回の工事で上部工を実施する。26年度以降はカーテン部分や電気防食の工事を発注する。

 大森防波堤の工事は、件名が「志津川漁港大森防波堤機能保全工事」で、施工場所が南三陸町志津川字旭ケ浦地区。工事内容は延長12m区間に鋼管矢板を打ち込む。概算工事規模は1億5000万円。工期は約10カ月。

 大森防波堤の全体延長は277mで、全てを直すわけではないが基本的に梶ケ浦防波堤などと同じ工事を実施する。こちらはまだ鋼管杭を打設している段階。

 26年度以降は残りの鋼管杭の打設や、上部工とカーテン部分の設置、電気防食工などを行って完成を目指す。

 同事務所はこのほか、2月に「浦の浜漁港漁港施設付属物設置工事」の一般競争入札を公告する予定。施工場所は気仙沼市浦の浜地区で、工事内容が付帯施設工の一式。工種は土木一式。概算工事費は2000万円。工期は約6カ月となっている。

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