小学校建替え57億円 空調更新に債務(市川市予算)
[2026/2/5 千葉版]
市川市の田中甲市長は4日の定例記者会見で、2026年度予算案と主な事業を明らかにした。4月に市長選をひかえ、骨格予算として編成したものの、一般会計予算の総額は2022億円で前年度当初比7・2%の増となり、予算規模は過去最大となった。宮田小学校建替えや学校普通教室のエアコン更新に着手する。新たな政策的判断を要する経費については、補正予算などで編成する方針だ。
一般会計の普通建設事業費は130億7807万円(前年度比2・7%減)で、補助事業が31億3699万円(同38・9%増)、単独事業が99億4108万円(同11・1%減)。宮田小学校の建替えに着手するほか、クリーンセンター建替事業の進捗により増となる一方で、斎場建替えについて年度間の支出額の変動により減となるなど全体でマイナスとなった。
宮田小学校建替事業には、4カ年で総額57億円の継続費を設定するとともに、プール取りこわし工事に7000万円を投じる。8月から既存プールと附属建屋の解体に着手、27年1月の着工を見込んでいる。新設校舎の規模はRC造5階建て延べ約8800平方m。
学校普通教室のエアコン更新事業では、リース料として小学校に限度額10億8000万円、中学校に同2億3200万円の債務負担行為を追加、25年度に続く第2弾として老朽化したエアコンを更新する。
水産業関連では、市川漁港護岸の改修工事に2億9400万円、漁港施設の改修設計に7500万円、覆砂のモニタリング調査に2850万円を配分する。護岸改修工事は全3区間のうち、A区間40mとB区間50mの施工を予定している。
公園関連では、新設工事に7億6940万円、改修工事に4500万円を確保するほか、北市川運動公園の整備工事に3500万円を充てる。
このほか、工事関連では、クリーンセンターの新年度分の新設工事費として20億5965万円を計上。市営住宅改修に2億6200万円、生涯学習センター改修に1億8800万円、公民館改修に1億2000万円、観賞植物園屋上防水改修に3630万円、保育園2カ所の取りこわし工事に8500万円、塩美歩道橋北側通路改修に1400万円を予算化する。
照明改修では、学校施設開放夜間照明に3億4700万円、アイ・リンクタウン展望施設照明に2400万円を計上する。
委託関連では、脱炭素先行地域づくり事業支援に4125万円、東山魁夷記念館改修設計に3300万円を充て、道路橋梁総務費の地籍調査に7400万円、水路改良費で蓋架柵渠改修実施設計に5800万円を投じる。
信篤地域における複合施設の整備事業には、事業者選定支援委託料として900万円を確保し、公民連携により公共施設の再編に着手する。
一方、2月の一般会計補正予算案は61億1872万円を増額する。建設関連では、トイレや防犯設備など小中学校の改修に13億6660万円、大洲小学校の太陽光発電設備設置工事に8300万円、道路改良工事費1212万円を計上している。
