SIC周辺道路に7.5億円 道の駅事業費で過去最大(26年度予算案 宮城県 白石市)
[2026/2/10 宮城版]
白石市の山田裕一市長は9日、記者会見を開き、2026年度予算案を公表した。一般会計は道の駅・スマートインターチェンジ(SIC)周辺整備事業の本格化に伴い前年度比9.6%増の210億6674万円と過去最大規模となった。SIC関連には、工事費などとして計7億5631万円措置し、新規に白石中央工業団地線の電線共同溝工事などを進める。各種会計予算案は13日開会の市議会2月定例会に提出する。
道の駅とSICの本体工事は昨年10月に着工しており、関連事業に関する予算計上も26年度がピークとみられる。これに伴い26年度の普通建設事業費も前年度比約40%増(15億3914万円増)の53億8091万円と大幅増となった。内訳は補助事業が48億2722万円、単独事業が5億5369万円。
SICは大平中目地区に設置され、その周辺整備事業として道の駅と仙台南部工業団地の整備を進めている。
道の駅は、防災公園と一体でPFI事業者(BTO)のしろいしグロウパークが受注しており、27年7月の開業が目標だ。予算案ではグロウパークへの委託費など29億4543万円を予算化したほか、別途発注の調整池の工事費として9520万円を付けた。
SIC周辺整備関連の予算では▽仮称・白石中央スマートインターチェンジ道路工事▽仮称・白石中央工業団地線ほか3路線道路工事▽仮称・白石中葉工業団地線電線共同溝整備工事──などの4件に計7億5631万円の工事費を計上した。
新規となる共同溝は、国道4号と接続し、道の駅・防災公園、工業団地を結ぶ白石中央工業団地線に整備する。全幅は12.5mで、片側に2.5mの歩道を備えた道路として新設する。共同溝の設計は、24年度末にオオバ(東北支店・仙台市青葉区)・ユアテック(宮城支社・仙台市青葉区)設計JVに委託済み。設計対象は国道4号から市道六反町線との交差点までの片側延長740m区間としていた。
このほか、福岡蔵本字薬師堂にある旧老人福祉センターの解体費1億5785万円を措置。RC造2階建て延べ798平方mの本館と、木造平屋延べ141平方mの宿泊棟で構成し、相和技術研究所(仙台事務所・仙台市宮城野区)が解体設計をまとめた。橋梁長寿命化修繕に工事費4840万円、市道三住線道路改良に工事費4020万円、公園施設長寿命化対策に4815万円を充てるなどした。
一般会計以外の予算案を見ると、水道企業会計には前年度比56.6%増の4億2309万円の建設改良費を措置。SIC周辺整備に伴う配管敷設工事として2工区の工事費などを手厚くした。下水道事業会計にも同様に2工区の管渠整備工事費1億2001万円も付けている。病院企業会計には、自動火災報知設備の更新工事費など建設改良費1億1550万円を盛り込んだ。
