小学校建替え着工 企業局舎をDB整備(習志野市予算)
[2026/2/12 千葉版]
習志野市(宮本泰介市長)は12日、市議会定例会に提出する29議案の概要を明らかにした。一般会計は総額804億5000万円で、前年度当初比5.3%増。当初予算としては過去最大の予算規模となった。鷺沼小学校や企業局舎、中央消防署秋津出張所の移転建て替えに必要な経費を計上している。継続費の総額や債務負担行為の限度額は、市議会定例会が開会する17日に公表する予定だ。
一般会計の普通建設事業費は132億5387万円(前年度比21%増)で、うち補助事業が52億1359万円(同101.6%増)、単独事業が80億4027万円(同3.9%減)。鷺沼小学校建設事業の本格化などに伴いプラスとなった。
企業局舎の移転建替事業には債務負担行為を追加し、デザインビルド(DB)方式で、S造4階建て延べ3500平方m規模の新庁舎を建設する。建設予定地は、現局舎の東100m余に位置する企業局第5駐車場約2700平方m。基本設計は小泉アトリエ(横浜市中区)が担当、DB事業者選定アドバイザリー業務の委託事業者を選定する一般競争入札の手続きを進めている。
鷺沼小学校移転建替事業には、用地取得費など44億2377万円を計上するとともに、建設に伴う継続費を設定する。土地区画整理事業に伴い校舎を新築し、まち開きにあわせて29年4月の開校を目指す。設計はINA新建築研究所(東京都文京区)に委託している。
中央消防署秋津出張所建替事業にも継続費を追加し、隣接した秋津公園駐車場に新庁舎を建設する。規模は、中央消防署谷津奏の杜出張所と同規模のRC造2階建て延べ660平方m程度を想定している。設計は桑田建築設計事務所(千葉市美浜区)がまとめている。
新規事業では、新習志野駅勢圏(えきせいけん)活性化検討事業に1520万円を投じ、将来構想の策定に向けた調査や検討に着手する。
新年度予算では、このほか、青年の家・体育館棟の長寿命化改修に1億7786万円、文化ホールの屋上防水工事に6523万円、新習志野公民館の高圧受変電設備更新など公民館施設の整備に6018万円、旧鴇田家住宅の茅葺屋根の表層葺き替えに3840万円、ハミングロードの路面標示整備に1726万円を計上している。
旧庁舎跡地活用事業については、市有地の貸付に関して議会の承認を求める。貸付相手はベルク(埼玉県鶴ケ島市)、貸付期間は30年間に建設と解体期間を加えた期間、貸付料は月額1111万円。同社はスーパーマーケットやメディカルモール、屋内型キッズパークなどからなる複合商業施設を建設する。
