普通建設費は12億円 南小学校で屋上防水(26年度予算案 宮城県 岩沼市)

[2026/2/13 宮城版]
 岩沼市の佐藤淳一市長は12日、記者会見を開き2026年度予算案を発表した。一般会計はふるさと納税関連経費が押し上げ前年度比7.9%増の215億6500万円とした。普通建設事業費は約12億円を確保。岩沼南小学校の屋上防水修繕や橋梁の長寿命化に係る経費を措置したほか、仙台空港周辺に整備する「空の駅」の基本計画業務について26年度分の策定委託費を予算化するなどした。

 会見で佐藤市長は26年度の予算概要を説明し「既存事業を徹底的に見直した。DXや施設の長寿命化対策などの施策を着実に対応する。併せて子育て支援パッケージやハナトピア岩沼のリニューアル、仙台空港周辺地域の活性化といった将来の市の価値を高める取り組みを進めていく」と意気込みを述べた。

 6月に市長選を控えているものの予算は通常編成。普通建設事業費は同19.3%減の11億7503万円とし、市民体育センター解体工事や朝日竹の里線改良の事業進捗による予算減少が影響した。

 仙台空港周辺に整備を計画している「空の駅」には基本計画策定委託費840万円を計上。25年度に組んでいた債務負担を予算化したもので、業務は長大(仙台支社・仙台市若林区)が担当している。事業手法などを固める方針だ。履行期間は7月31日まで。

 基本計画がまとまり次第、事業手法に合わせて、公募支援業務などの委託費を補正予算で別途措置する見通し。公設民営といった従来手法の場合は27年度に事業者公募、PFIは導入可能性調査といった手続きを経て事業者の選定に着手することになる。

 土木費関連の予算をみると、工事費では道路維持補修事業に8000万円、道路新設改良事業に3500万円を措置。河川新設改良事業に6000万円を計上した。

 委託費では橋梁の長寿命化修繕計画の改定に向けた策定業務委託費5300万円、都市計画マスタープラン改定と立地適正化計画の策定、市街化区域編入に向けた図書作成などに計3012万円を充てる。編入は岩沼インター南地区と矢野目西地区を想定する。

 25年度に劣化調査を進めた岩沼南小学校では、まずは屋上防水修繕を行うこととし、8000万円を付けた。ハナトピア岩沼のリニューアル事業には工事費2億9986万円を措置。6月のオープンを目指す。

 企業会計の予算案では、水道事業で市内配水管改良工事の実施設計委託費2200万円のほか、工事費4億1000万円を計上。下水道事業には管渠建設事業に工事費3億3440万円、特定公共下水道事業には施設改良費として工事費3億5640万円などを計上した。

 市は一般会計当初予算議案など33件を17日召集の市議会第1回定例会に提出する。

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