建設事業費は15億円 防災減災構想を推進(26年度予算案 宮城県 角田市)
[2026/2/14 宮城版]
角田市の黑須貫市長は13日、記者会見を開き、2026年度の各種会計予算案を発表した。一般会計は前年度比0.6%微減の166億3800万円を計上。大沼野田前線の道路整備など防災・減災構想に掲げる事業のほか、橋梁長寿命化事業といった予算を手堅く盛り込み、普通建設事業費は15億3836万円となった。市は予算案など28議案を17日開会の市議会2月定例会に上程する。
普通建設費は同比30.8%の減となったものの、引き続き防災・減災構想の関連事業費などが押し上げ15億円台を確保する。減少は総合保健福祉センター改修や防災行政無線システム整備など大規模な投資的経事業の進捗による。
会見で黑須市長は26年度予算案について「防災減災構想に掲げる駅前花島線などの道路整備のほか、公共施設強靭化対策基金や教育振興基金などを最大限活用し、災害に強く、子育てしやすいまちづくりに向けた予算を措置した」と説明した。
令和元年東日本台風被害を受けて進めている防災・減災構想関連事業では、市道大沼野田前線に7040万円、南町斗蔵線に6690万円の工事費を付けたほか、大沼西堤防線に測量調査設計委託費520万円を計上。大沼西堤防線は市街地への雨水流入を防ぐため改良する。道路改良事業には工事費計2億4700万円を措置。越水対策を実施している駅前花島線や通常事業の東田町線道路整備、寺前笠島線道路改良に充てる。
道路関連では、日高橋ほかの橋梁補修工事に1億5100万円、定期点検と補修工事設計の委託費4330万円を措置。道路舗装補修事業は、前年度より約8200万円増の1億5250万円を計上し、二枚橋北岡線など5路線を補修する。
このほか、公営住宅修繕事業に関ノ内住宅の改修(3棟16戸)工事費7115万円、角田中央公園の陸上競技場改修工事費4809万円を措置。市内小学校の体育館に空調設備を設置するための設計委託費4400万円を盛り込んだ。
企業会計を見ると、産業用地造成会計に産業用地造成基本計画策定業務とアドバイザリー業務の委託費1138万円を計上。水道事業には老朽配水管更新事業に4億2084万円を充当し、県道越河角田線ほかの延長2900mについて敷設替え工事をする。下水道事業では野田排水区雨水枝線築造に伴う実施設計など業務6件に9600万円、裏町雨水ポンプ場改築等の工事8件に3億3400万円を付けるなどした。
