スポーツ施設に計画費 体育館や宿泊棟の改修へ(26年度予算案 宮城県 南三陸町)
[2026/2/26 宮城版]
南三陸町の2026年度予算案が明らかになった。一般会計は前年度比0.8%減の116億1000万円を計上。主な事業は、スポーツ施設改修計画策定等業務委託費に3300万円、町道新設改良の測量設計委託費に1億1330万円、漁港建設の工事費に1億4600万円と調査測量設計委託費に5200万円を充てるなどした。
スポーツ施設の改修計画は、総合体育館(ベイサイドアリーナ)と平成の森の施設について、主にボイラー系統の設備類などを調査し、改修方法や優先順位、改修時期などを定める。
これらの施設は長寿命化計画で大規模改修を想定しており、屋根や外壁などの躯体も改修するため、設備関係の状態も把握した上で全体の改修計画を立てる。
総合体育館はRC造一部S造2階建て延べ5990平方mの規模。平成の森はRC造2階建て延べ2037平方mの長期滞在施設(宿泊棟)や、木造2階建て延べ332平方mの緑の館を大規模改修する計画。スポーツ施設の照明LED化やトイレの改修は先行して工事を進めている。
町道関係は、新設改良の測量設計委託費のほか、町単道路改良工事費に2900万円、町道修繕工事費に3500万円、橋梁修繕工事費に1320万円、道路台帳更新業務委託費に1040万円を盛り込むなどした。
漁港建設の工事費は、漁港施設整備工事に1億3700万円を充て、石浜漁港の平棚防波堤延伸工事を進める。26年度は延長5mの工事を発注する。残り900万円の工事費は、漁港改良助成事業で津ノ宮漁港の排水路工や舗装工を実施する。
漁港建設の調査測量設計費は、5200万円のうち3500万円が荒砥漁港の防波堤背後に設ける消波ブロックの設計費。
漁港関係では別途、漁港施設等機能保全工事費に3400万円、漁港等維持管理工事費に850万円を予算化している。
これ以外では農業農村整備の工事費に4492万円、クリーンセンターの工事費に3095万円、衛生センターの設備更新等工事費に5501万円、南さんりく斎苑設備等更新工事費に1876万円、町営住宅解体等工事費に800万円を盛り込むなどしている。
農業農村整備の工事費は、農業用施設等整備が1100万円、町単農道維持補修が550万円、ひころの里シルク館改修が2600万円、韮の浜農村公園複合遊具撤去が242万円。農業用施設等には別途、設計業務委託費に825万円を計上している。
クリーンセンターは、給水管整備工事費が1595万円、テント倉庫設置工事費が1500万円。
委託費関係では、トイレ改修工事の設計業務委託費として小学校に438万円、中学校に438万円を配分。立地適正化計画策定業務は1700万円を予算計上するとともに、限度額1400万円の債務負担を設定した。期間は26~27年度。
水道事業会計では重要施設配水管更新事業などの工事費に1億7200万円を予算化。下水道事業会計は浄化センター機械設備等更新工事費に7710万円を計上した。
予算案は来月3日開会の町議会3月定例会に提出する。
