石浜の水路工に3億円 普通建設事業費が8.5%増(26年度予算案 女川町)
[2026/2/27 宮城版]
女川町の2026年度予算案が明らかになった。一般会計は前年度比12.2%増の126億8620万円を計上した。普通建設事業費は同8.5%増の31億6613万円。主な事業費は、女川港石浜地区埋立工事(水路工事)費に2億9400万円、道路の新設改良工事費に9400万円、北浦道路の概略設計業務等委託費に1520万円を盛り込むなどした。
女川港石浜地区の埋立工事は、企業誘致の用地を整備するために行う。26年度は水路の本設工事を発注する予定。水路は延長250m、幅3m、高さ1.7mで、山から流れてくる水や雨水を処理するために設ける。
企業誘致の用地は、埋め立て地や県から購入する土地などを活用して4ha強を生み出し、セミオーダーメイドで提供することを想定している。本年度は埋立工事を高橋建設(女川町)に発注した。
26年度予算案にはこのほか、農林水産関係で林道京ケ森線の法面改良工事費に3500万円と測量等委託費に1000万円、水産加工団地の排水処理施設マンホールポンプ制御盤等交換工事費に1200万円、漁港管理の工事費に3000万円、漁港改良の工事費に1000万円を計上。
漁港管理の工事費は、27年度分として限度額2500万円の債務負担も設定した。
これ以外では、町有地の防草シート設置工事費と旧御前分校の解体工事費に計4000万円、地域医療対策の直流電源装置更新工事費に3157万円、一般廃棄物最終処分場の浸出水処理施設流量調整槽等補修整備工事費に1499万円、学校施設長寿命化計画の更新委託費に514万円を盛り込むなどした。
継続事業では、社会教育施設の新築工事費に15億2518万円、認定こども園の新築工事費と太陽光発電設備設置工事に計5億7626万円を予算化。これらが普通建設事業費を押し上げる要因となっている。社会教育施設とこども園の新築工事は一括して遠藤興業(石巻市)に発注した。
浄水場の高度処理設備新設
26年度予算案の上水道事業会計は、建設改良費が6億1754万円で、このうち鷲神浄水場の高度処理設備新設工事などに5億8785万円を充てている。下水道事業会計は、雨水建設改良費として下水道マンホール蓋取り替え工事などに2300万円を計上した。
予算案は来月2日開会の町議会3月定例会に提出する。
