揚・排水機場を更新 登米と東松島の4カ所(宮城県東部振興)

[2026/2/28 宮城版]
 県東部地方振興事務所は、登米市の境沢地区で揚水機場、同市の石越南部地区と東松島市の新田・西福田地区、赤井地区で排水機場を更新する。境沢と新田・西福田は、本年度の新規事業採択地区で、2028年度までの4カ年をかけて設計や工事などを行う。石越南部と赤井は、本年度から計画調査を進め、石越南部が28年度、赤井が29年度の事業採択を目指す。

 いずれの地区も基本的にポンプや原動機、電気設備などを更新する。境沢は水利施設保全高度化事業、残り3地区は農村地域防災減災事業で更新する計画。用水能力や排水能力は変更しない見込み。

 境沢地区は登米市豊里町に位置しており、既存の境沢揚水機場に口径800mmと600mmのポンプが1台ずつ備わっている。原動機はモーター式。1994年に造られた施設で、更新事業費に6億4000万円を試算。

 設計や工事は東部地方振興事務所登米地域事務所が発注する。本年度は境沢揚水機場設計資料作成業務をみやぎ農業振興公社(仙台市青葉区)に委託した。2026年度から工事を行う予定。

 新田・西福田地区は新田・西福田排水機場を更新する。ポンプは口径600mm、450mm、700mmの3台が備わっている。450mmはモーター式で、他の2台がエンジン式。排水能力は毎秒2.4t。更新事業費は9億0800万円を試算している。

 本年度は西福田排水樋管の補修工補足設計業務を中央コンサルタンツ(仙台支所・仙台市青葉区)に委託した。同樋管は長寿命化に向けて補修する。

 石越南部地区は石越南部第二排水機場を更新する。ポンプは口径800mmが1台と、1350mmが2台で、計3台。800mmはモーター式で、残り2台がエンジン式。排水能力は毎秒8.7t。1985年に造られた。更新事業費は約13億円を見込んでいる。

 本年度は「石越南部第2地区概略設計業務」を委託する予定だったが、発注を見送った。予定では25~27年度の3カ年で計画調査を進め、28年度に事業採択を受け、32年度の事業完成を目指す。

 計画調査は東部地方振興事務所で担当し、事業採択後は登米地域事務所に引き継ぐ。本年度は排水解析業務を仙台土木設計(仙台市青葉区)に委託した。

 赤井地区は赤井排水機場が更新対象。ポンプは口径700mmが2台備わっている。1台はモーター式、もう1台がエンジン式。排水能力は毎秒2t。更新事業費は3億円程度を見込んでいる。

 今後は25~28年度の4カ年をかけて計画調査を進め、29年度に事業採択を受け、34年度までかけて事業を進める見通し。

 本年度は排水解析業務を仙台土木設計に委託した。

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