学校新設で実施設計費 大事業控え予算抑制(26年度予算案 宮城県 七ケ宿町)

[2026/3/4 宮城版]
 七ケ宿町は3日に開会した町議会3月定例会に2026年度予算案を上程した。一般会計は前年度比0.8%微減の25億9300万円とし、このうち普通建設事業費が1億3710万円となった。主なものでは学校施設新築に向けて実施設計委託費を措置。七ケ宿中学校の建て替えに併せ、小中一貫の義務教育学校として新設する計画だ。

 26年度の一般会計も25年度に引き続き、大型プロジェクトである学校の建て替えが控えることから優先度の高い事業などに絞った編成とした。普通建設事業費は同比21.7%減となったものの、例年通り必要な事業費を措置している。

 教育振興事業では、9件の業務委託費として計1億5301万円を計上。この中に学校施設新築実施設計業務委託費を盛り込んだ。七ケ宿中が建て替え時期を迎えており、このタイミングで七ケ宿小と義務教育学校(9年間)として整備する。

 基本計画・基本設計業務を一括で関・空間設計(仙台市青葉区)に委託して進めており、基本設計が年度末にまとまる。七ヶ宿中と隣接する町民グラウンドの一部を活用し、校舎・体育館一体型の新校舎を建設する。施設は2階建てで1階に職員室などを配置し、2階に普通教室や体育館を置く。校舎部分は延べ5000平方m、体育館が1400平方m程度を見込む。

 実施設計業務は、26年度予算が可決後、早期の委託を目指す。委託方法は今後検討する。年度いっぱいかけて設計を進め、27~28年度に建築工事、29年度当初の開校を見込む。

 これ以外の予算案では、放射線対策事業として工事費2578万円を措置し、仮置き場の土と、私立高校の現場保管土壌を撤去する。道路改良事業には橋梁の点検業務委託費として2495万円を付けた。住宅管理事業には、委託費113万円を計上し、住宅共用部の清掃業務や耐震診断業務など4件を委託する。住宅建設事業では、地域担い手づくり支援住宅の新築などに充てるため工事費5560万円を盛り込んだ。

 企業会計の予算案を見ると、簡易水道事業会計では、千浦浄水場の電気計装設備改修と滑津浄水場の屋根塗装に工事費1132万円を措置。公共下水道事業にはマンホールポンプ場の機械設備更新とマンホールの修繕に工事費計2400万円、浄化センター終沈汚泥かき寄せ機修繕に工事費6000万円を盛り込んだ。

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