学校跡利用へ市場調査 「道の駅」の可能性探る(宮城県 仙台市)
[2026/3/11 宮城版]
仙台市は、閉校した泉区の実沢小学校を活用し「道の駅」整備の可能性を探るため、サウンディング型市場調査の実施要領を公表した。提案に意欲ある民間事業者に市場性の有無など意見を収集し、可能性を検討する。24日に現地見学会を開き、4月15日まで参加申し込みを受け付ける。同月23~28日まで調査を行う。
実沢小学校は、根白石小学校と21年4月に統合。休校期間を経て25年3月末に閉校した。地域住民を代表とする「実沢小学校の今後とまちづくりを間上げる会」が22年6月に発足。地域の活性化につながる学校のあり方を検討し、閉校後は跡施設の利活用検討に着手している。
「道の駅」の整備は、市が利活用案の一つに可能性や全国事例紹介し、地域活性化への期待が寄せられている。反面、整備に伴う周辺の交通渋滞を懸念する意見も出された。市場調査では、道の駅として利活用する場合の事業の実現性、運営上の課題について意見を収集し、今後の検討に活用する。
調査対象は「道の駅」の整備・運営に対する提案に意欲ある法人やグループとする。建設局道路計画課で4月15日まで申し込みを受け付ける。実施日が通知され、23~28日に対面かウエブ方式で実施する。調査実施前の現地見学会は19日まで申請を受け付け24日に行う。
対象施設は、校舎(管理・特別教室棟、特別教室棟)、屋内運動場、ゴ置き場、プール付属棟など。土地は約1万平方m。国交省の道の駅登録要件を満たす施設案で、「校舎・体育館は必要に応じて改修可能だが跡施設全体の解体は行わない」などの前提条件を踏まえた意見も聴取する。
調査概要は6月上旬、市ホームページで公表する。
