岩沼西小で内部設備改修 LED化や給水管更新 26年度の学校関連事業(宮城県 岩沼市)
[2026/3/12 宮城版]
岩沼市は2026年度に学校施設環境改善交付金などを活用し、施設の長寿命化や照明LED化を計画している。岩沼西小学校では、校舎長寿命化の第III期事業として、内部設備の改修工事を進めるほか、岩沼南小学校の屋上防水工事に着手する。いずれも26年度第1四半期中の工事発注を見込み、工事規模から一般競争入札となりそうだ。26年度には学校施設の長寿命化計画の更新作業にも着手する。これらの予算は10日の市議会最終日に可決・成立した。
25年度の一般会計3月補正予算には、学校施設環境改善交付金活用事業として工事費など3億5175万円を計上。昨年末の国の補正予算成立により前倒しでの交付金配分となった。岩沼西小の校舎長寿命化改修工事のほか、玉浦小と玉浦中のLED化工事、岩沼小のフェンス修繕に充てる。
岩沼西小のIII期事業では、校舎内部の電気・機械設備を中心に長寿命化する。主に電気設備工事で既存蛍光灯をLED照明に切り替えるほか、機械設備工事で給水管の更新と受水槽も入れ替える。劣化度調査や改修設計の業務は、相和技術研究所(仙台事務所・仙台市宮城野区)が担当した。
補正予算は繰越明許を設定済み。規模から議会承認案件となるため、26年度の早い段階で工事入札し、市議会定例会への議案提出を目指す。市長選が6月にあるため、定例会は例年よりずれ込み7月の開会となる見込み。工事は夏休みなど長期休暇期間を活用しながら、26年度内の完了を目指す。
LED化については、玉浦小の校舎、玉浦中では校舎と体育館(アリーナを除く)、外灯を対象とする。夏休み期間中に工事を完了させる見込み。学校施設のLED化は、岩沼小が完了しており、岩沼西小、玉浦小・中に続き、他の小中学校も順に蛍光灯から切り替えていく。
26年度当初予算では、小学校維持修繕事業として、岩沼南小に工事費8400万円を措置。校舎は、RC造3階建て延べ5575平方mの規模で、1978~94年度にかけて建設された。屋上の雨漏りが判明しており、既存のアスファルト防水を全面張り替える。財政課営繕係で発注に必要な積算などを進め、6月ごろの修繕工事の入札を目指す。
岩沼南小においては、昨年度、構建築設計事務所(仙台市青葉区)に委託し、劣化状況などの調査を実施した。経年劣化により屋上のほか外壁や設備などが傷んでいるものの、26年度に更新作業を進める学校施設の長寿命化修繕計画の策定を待って、そのほかの対策を講じる方針だ。
